スーパーで買える美味しい塩を探していませんか?
ぬちまーす・雪塩・カンホアの塩など、“天然塩”として人気のブランドは、実はスーパーなど身近なところで購入することが可能です。
また、スーパーの場合、売り切れや仕入れの状態によっては手に入らないことがありますが、ネットであれば確実に購入することができますので、ネットでの購入が確実です。
本記事では、スーパーで買えるおすすめの塩5選を紹介し、それぞれの特徴や安全性、料理別の使い分けも解説します。
\ネットで買える天然塩・自然塩/
- 雪塩
- ぬちまーす
- カンホアの塩
- 青い海
- ササヤ天然塩あまび

スーパーで買えるおすすめ塩5選
1. ぬちまーす(沖縄)
- 特徴: 宮城島の海水を低温瞬間蒸発製法でじっくり結晶化させた塩。細かい粒子でマグネシウム・カルシウムなど豊富。
- おすすめ料理: 塩おにぎり、天ぷらなど素材の味を引き立てる用途に最適。
- どこで買える? イオン、成城石井、カルディなど。
- 個人的感想:水などに溶かして飲んでみると非常にマイルドな味です。人気がありすぎて公式サイトでは購入制限がかかっているほどです。
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\ミネラル豊富でマイルドな塩/
2. 雪塩(宮古島)
- 特徴: 低温乾燥でにがりをたっぷり残し、パウダー状でサラサラ。穏やかな甘みとまろやかさ。
- おすすめ料理: 肉料理やスイーツトッピング(塩キャラメルやアイスにぴったり)。
- どこで買える? イオン、沖縄物産展、カルディ。
- 個人的感想:水に溶かして飲んでみると甘いです。ややにがりの味が強い気がしますが、使いやすい塩です。
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\ミネラル豊富で甘みの強い沖縄の塩/
3. カンホアの塩(ベトナム天日塩)
- 特徴: ベトナム・中南部の海水を天日で結晶化。結晶・石臼挽き・焼き塩と3タイプ。
- おすすめ料理: 焼き魚、炒め物、塩むすびなど、万能に使える。
- どこで買える? 成城石井、自然食品店。
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\すべて手作業で作られたベトナム産の塩/
4. 青い海(沖縄)
- 特徴: 糸満沖合2000mの深層海水を平釜煮詰め+逆浸透膜の二段製法。やや甘みのある塩味が特徴。
- おすすめ料理: 煮物や炒め物にベースとして最適、バランスの良い味わい。
- どこで買える? イオンなどのスーパーで購入できます。
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\ミネラル豊富で安全面ばっちりの塩/
5. 天然塩あまび(沖縄)
- 特徴: 沖縄海水を原料に天日+平釜製法で結晶化。塩粒はやや粗めでしっとり感があるタイプ。日本食品分析センターのミネラル分析や放射能検査(2024年6月・不検出済)で信頼性も高い。
- おすすめ料理: 野菜・魚料理、シンプルな和食にぴったり。
- どこで買える? 成城石井や自然派・オーガニックスーパーが主な販売先。
\沖縄の海水を使い、昔ながらの製法で作られた塩/

料理別の選び方
お塩の形状や風味などの特性から、どの料理に合うかをまとめます。
塩おにぎり・天ぷらにおすすめ:ぬちまーす

ぬちまーすは粒子が非常に細かく、口当たりがまろやかです。
そのため、素材全体に塩が均一に行き渡るため、塩おにぎりや天ぷらの付け塩に最適です。
スイーツや肉料理におすすめ:雪塩

雪塩はにがり成分を豊富に含み、ほんのり甘味と深いコクが特徴です。
チョコやキャラメル、アイスなどのスイーツに少量ふりかけると、甘さを引き立ててくれます。
スイカに懸けるとめちゃくちゃ美味しいです。
ステーキなどの肉料理にも相性抜群です。
焼き魚や炒め物におすすめ:カンホアの塩
カンホアの塩は、天日塩ならではのしっかりした塩味と旨味が特徴です。
結晶タイプを焼き魚に仕上げ塩としてふると、魚の旨みが際立ちます。炒め物にも使いやすい万能タイプです。
煮物や和食のベースにおすすめ:青い海
青い海はバランスの取れた味で、煮物や汁物の下味に最適。和食の基本調味料として、毎日の料理に活躍します。
野菜や魚料理におすすめ:天然塩あまび
あまびはやや粗めの粒とまろやかな塩味が特徴で、素材の味をしっかり引き出すため、野菜や魚料理、シンプルな和食の仕上げ塩としてぴったりです。
製法や食塩相当量などの比較表
商品名 | 製法・特徴 | 食塩相当量(100g) | 主な販売店 | おすすめの使い方 |
---|---|---|---|---|
ぬちまーす | 低温瞬間蒸発製法 | 約75g | イオン・成城石井・カルディなど | サラダ・おにぎり・天ぷら |
雪塩 | 瞬間蒸発製法 | 約72.6g | イオン・カルディなど | 肉料理・焼き魚・スイーツ |
カンホアの塩 | 天日+石臼挽き | 約85.8g | 成城石井・自然食品店など | 焼き魚・炒め物・塩むすび |
青い海 | 深層海水使用、平釜製法 | 88.1g | イオン・業務スーパーなど | ステーキ・グリル野菜 |
天然塩あまび | 天日+平釜製法 | 約89g | 成城石井・自然食品店など | おにぎり・浅漬け・和食全般 |

精製塩にあるようなイオン交換膜という手法は用いられておらず、自然の力であったり、瞬時に乾燥させるなど、海そのものをそのまま使用していることが分かりますね。
また、食塩相当量がすべて90%以下となっているので、その分ミネラルが豊富になっていますね。
各塩の製法と特徴
1. ぬちまーす(沖縄)
- 製法名:低温瞬間蒸発製法(常圧低温瞬間蒸発法)
- 特徴:
- 海水を霧状にして低温の室内に噴霧し、常圧で瞬時に水分を蒸発させる製法。
- 高温で煮詰めることがないため、熱に弱いミネラル成分も失われにくい。
- 粒子が非常に細かく、口に含むとふわっと溶ける食感が特徴。
- メリット:
- 世界有数のミネラル含有量。
- 料理全体に均一にまぶしやすい。
2. 雪塩(宮古島)
- 製法名:瞬間蒸発製法(スプレー瞬間蒸発法)
- 特徴:
- 海水を濃縮後、高温の金属板に霧状で噴霧し、約2秒で水分を蒸発させて塩を結晶化。
- にがり成分を多く保持しながらも苦味が出にくい。
- 粉雪のようなパウダー状でサラサラ。
- メリット:
- 肉料理やスイーツなど、まろやかさやうま味を引き立てたい料理に適する。
3. カンホアの塩(ベトナム)
- 製法名:天日製法+石臼挽き
- 特徴:
- ベトナム・カンホア地方の海水を、広大な塩田で太陽光と風を利用して結晶化。
- 仕上げに石臼でゆっくり挽くことで、粒が均一でしっとりとした質感に。
- メリット:
- 天然のミネラルバランスをそのまま残し、風味が豊か。
- 加熱料理(焼き魚、炒め物)との相性が良い。
4. 青い海(沖縄)
- 製法名:平釜製法+逆浸透膜
- 特徴:
- 糸満沖合の深層海水を逆浸透膜で濃縮後、平釜でじっくり煮詰める。
- 昔ながらの平釜製法により、ややしっとりとした粗塩に仕上がる。
- メリット:
- 煮物や汁物など、和食の基礎調味料に使いやすい。
- 塩辛さが穏やかで、旨味を引き立てる。
5. あまび(ササヤ)
- 製法名:天日+平釜製法
- 特徴:
- 沖縄の海水を塩田で自然乾燥させ、最後に平釜で炊き上げて結晶化。
- 天日製法特有のまろやかさと平釜のコクを併せ持つ。
- メリット:
- 和食、浅漬け、仕上げ塩として活躍。
製法ごとのメリットデメリット
- 瞬間蒸発製法(ぬちまーす・雪塩)
→ 高度な技術で低温・短時間に結晶化。
→ メリット:ミネラルが多く、粒子が非常に細かい。
→ デメリット:製造コストが高く、価格はやや高め。 - 天日製法(カンホア・あまび)
→ 太陽光と風を利用した自然製法。
→ メリット:ミネラルバランスが自然で、風味が豊か。
→ デメリット:気候に依存するため、安定供給が難しい場合も。 - 平釜製法(青い海・あまび)
→ 昔ながらの煮詰める製法で、しっとりとした結晶が特徴。
→ メリット:まろやかな味わいで和食向き。
→ デメリット:ミネラル量は瞬間蒸発系に比べると少なめ。
製法ごとの味・食感の違い
1. 瞬間蒸発製法(ぬちまーす・雪塩)
- 味の特徴: 塩辛さが穏やかで、旨味や甘みを感じやすい。にがり成分のコクが残るが、苦味は少ない。
- 食感: 粒子が非常に細かく、ふわっとした口溶け。料理全体に均一に馴染む。
- 向く料理: 塩おにぎり、天ぷら、仕上げ塩、スイーツ(アイス・キャラメル)など。
2. 天日製法(カンホア・あまび)
- 味の特徴: 太陽光と風による自然乾燥で、塩味がしっかりしていてコク深い。ミネラル感が強く、後味に少し残る風味が特徴。
- 食感: 粒がやや粗く、噛んだときに“ガリッ”とした食感がある。料理にアクセントを加えやすい。
- 向く料理: 焼き魚、肉のグリル、炒め物など加熱料理。
3. 平釜製法(青い海・あまび)
- 味の特徴: やさしい塩味で、角が立たずまろやか。和食や煮物に最適。
- 食感: ややしっとりとして、結晶感が少ない。溶けやすく、調理のベースに使いやすい。
- 向く料理: 煮物、味噌汁、スープ、グリル野菜。
製法ごとの味や食感についてのまとめ
- 「瞬間蒸発系」=繊細でまろやか、粒子が非常に細かい。
- 「天日系」=コクがあり、ややワイルドな味わい、粒が粗め。
- 「平釜系」=伝統的でまろやか、和食全般に万能。
精製塩と天然塩(海水塩)の違い
精製塩も海水由来ですが、製法によりミネラルがほぼ除去され、塩化ナトリウム純度99%以上の塩になります。
一方、天然塩(海水塩)は海水を天日や平釜などで結晶化し、マグネシウムやカルシウムなど自然のミネラルを残したまろやかな味わいが特徴です。
塩
├── 精製塩(食卓塩)
│ └─ イオン膜製法でNaCl純度を高めた塩
└── 天然塩(自然塩)
├─ 海水塩(ぬちまーす、雪塩、青い海、あまび、カンホア)
├─ 岩塩(ヒマラヤ岩塩など)
└─ 湖塩(死海の塩など)
コラム:なぜ「天然塩」「自然塩」は表記NG?
塩のパッケージで「天然塩」「自然塩」といった表記は、実は推奨されていません。
その理由は、これらの言葉が消費者に“他の塩より高品質で安全”といった誤解を与える可能性があるためです。
NGとなる理由
- 品質や安全性の保証と誤解される
- 「天然」「自然」と聞くと、化学的な処理をしていない=健康に良い、という連想をしやすい。
- しかし、塩の栄養価や安全性は製法や原料で決まるもので、「天然」という言葉には根拠がない。
- 優良誤認表示のリスク
- 景品表示法では、科学的な裏付けがない品質優位の表現はNG。
- 「天然塩」と書くだけで、精製塩より優れているかのように誤認させる可能性がある。
- 明確な定義が存在しない
- 海水塩も岩塩も、もとは自然由来で「天然」といえるため、用語としての意味が曖昧。
- 消費者庁も「天然塩」「自然塩」という用語の使用を避けるよう指導している。
「天然塩 あまび」はなぜOK?
「天然塩 あまび」は、ササヤ社が登録したブランド名であり、品質表現としての“天然塩”ではありません。
商品名として固有名詞に組み込まれているため、景品表示法の規制対象外となります。
まとめ:スーパーでも通販でも手に入るこだわりの塩
今回ご紹介した ぬちまーす、雪塩、カンホアの塩、青い海、あまび は、いずれも製法や味に強いこだわりを持つ人気ブランドです。
それぞれの塩は、瞬間蒸発製法や天日・平釜製法などの独自の製法で作られ、素材本来の旨味を引き出すまろやかな味わいが特徴です。
このように、塩選びでは 製法・成分の違いを理解することが大切だといえます。
スーパーと通販、どちらでも購入可能
これらの塩は、イオンや成城石井などのスーパーで手に入る場合がありますが、店舗によって取り扱い状況は異なります。
確実に手に入れたい方は、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの通販を利用するのが便利です。
\ネットで買える天然塩・自然塩/
- 雪塩
- ぬちまーす
- カンホアの塩
- 青い海
- ササヤ天然塩あまび
