非常食なのにおいしい!と話題の「えいようかん」は、井村屋が開発した長期保存(5年6か月)できる羊羹です。
私自身、えいようかん(プレーン)とチョコ味の二種類を食べてみました。
プレーンの方は、長期保存ができるからと言って味が落ちていることはなく、本当に美味しい普通の羊羹そのものでした。
チョコ味の方は、少し柔らか目ですが、羊羹というよりチョコレートに近い味わいで、暑い中でも溶けない美味しく不思議なチョコレートのような感じで、チョコ好きとしては満足の逸品でした。
まさに、非常食としてだけでなく、日常使いにも十分対応できる羊羹です。

この記事では、もう少し詳細でリアルな実食レビューの他、アレンジレシピや販売店舗についても紹介していきます、
また、えいようかんの長期保管の何故?や、自衛隊で採用されている「JASDF羊羹とえいようかんの関係」など、えいようかんの周辺情報についてもまとめましたので、是非最後まで読んでみてください。
\備えるだけでなく、日常使いでも美味しい♪選べるプレーンとチョコ味/
- えいようかん5本入り
- えいようかん12本入り
- チョコ味5本入り
実食レビュー!プレーンとチョコ味食べてみました
プレーン味:和菓子としても通用する本格派
プレーン味は、口に入れた瞬間「これは普通に美味しい羊羹!」と感じるほどで、程よい甘さと小豆の風味があり、しっかりとしたプルンとした羊羹特有の食感です。
保存食という感覚ではなく、お茶と一緒にいただいても違和感がないので、通常時の和菓子から“非常時用の和菓子”まで幅広くいただけます。
しかも袋を開けて、そのまま手を汚すことなく食べられるのは嬉しいポイントですね♪

正直なところ、これが5年以上も保存できるなんて…と素直に驚かされました。
チョコ味:チョコ派におすすめの甘め仕上げ
チョコ味は羊羹というより、「チョコレート風味のスイーツ」といった印象で、ビターさはほとんどなく、ミルクチョコ系の甘さが前に出ていて、小豆の主張はやや控えめです。

私自身チョコレートが好きなのですが、かなり美味しいと感じました。
また、食感はプレーンよりも柔らかく、味はしっかりチョコレートなのですが、暑い日に持ち歩いても溶けないので、暑い日にチョコレート味を楽しみたいときや、「和菓子よりチョコ派」の方や、子ども用の備蓄食品としてもおすすめです。
パッケージとサイズ感:どちらもコンパクトで持ち運びやすい
えいようかんは、非常食としてだけでなく、日常でも使いやすい携帯性に優れたパッケージが魅力です。
- 12本入りの箱サイズは17cm×26cm×2cm。
薄くて収納しやすく、備蓄棚にもすっきり収まります。

- 5本入りの箱サイズは8.5cm×8.7cm×1.5cm
小さなバッグにも入るコンパクトさです。

どちらも中身は個包装で手を汚さずに食べられるため、非常時はもちろん、登山やランニング、サイクリングなどのアウトドアにも最適です。

特筆すべきは、箱のユニバーサルデザインです。
開け口は手触りでわかるように設計されており、表面には点字表示があり、さらに「備」の文字は反射素材で暗闇でも光を当てれば発見しやすい工夫がされています。
実際に光を当ててみると、かなりキラキラして存在感アピールしてくれます。



保存性と栄養面:5年6ヶ月保存&1本で171kcalのエネルギー補給
えいようかんの最大の特長のひとつが、長期保存可能であること。
通常の袋よりも耐久性の高い素材を使用し、賞味期限は5年6ヶ月に設定されています。
これは「備蓄食品として、手元に届いた時点から最低5年間は保存できるように」という考慮のもとで設計されているんです。
しかも、アレルギー物質不使用という点も安心材料の一つ。
1本あたりのカロリーは以下の通りです。
- プレーン味:171kcal(ご飯小盛1杯分に相当)
- チョコ味 :177kcal
水がなくても食べやすい柔らかさと甘さで、災害時でもそのまま口に入れられるのは嬉しいポイントです。
まさに、非常食と日常用両方を兼ね備えた存在です。

※なお、車内での長期保管は推奨されていません。
高温になることで品質に影響は出にくい設計ですが、「おいしさ」の面では劣化が早まる可能性があるため、直射日光の当たらない常温での保管が基本となります。
えいようかんをもっと美味しく!アレンジレシピ紹介
そのまま食べても十分美味しいえいようかんですが、非常食としてだけでなく、日常のおやつやアウトドア時の軽食として“アレンジ”する楽しみ方もあります。
トーストにのせて「あんバタートースト風」

作り方:
- 食パンをトーストする
- スライスしたバターをのせる
- カットしたえいようかんをのせてもう少しトースト
ほどよく溶けたバターとようかんの甘さが相性抜群。おしゃれなカフェ風の和スイーツトーストが自宅で楽しめます。
ちなみに、えいようかん自体が良い味にできていますので、バター無しでも美味しくいただけますよ♪
えいようかんはどこで買える?

えいようかんは、備蓄用の非常食としてだけでなく、日常でも使いやすいことからさまざまな店舗や通販サイトで販売されています。
ただし、全ての店舗に常時置かれているわけではないため、事前の在庫チェックが必要です。
カインズ
カインズでは、えいようかんの店頭販売を行っている店舗があります。
ただし、全店舗ではないため、来店前にカインズアプリやWEBで在庫確認するのがおすすめです。
また、カインズ公式オンラインショップでも取り扱いがあるため、確実に手に入れたい場合はネット購入が便利です。
業務スーパーやドン・キホーテ、ホームセンター
店舗によっては業務スーパーやドン・キホーテ、その他のホームセンターでも取り扱いがあります。
とくにドン・キホーテは災害グッズコーナーに陳列されていることも多いので、チェックしてみる価値ありです。
ただし、こうした店舗も仕入れ状況や地域によって品揃えに差があるため、確実性という点ではやや劣ります。
無印良品
防災アイテムや長期保存食を扱うことが多い無印良品ですが、現時点ではえいようかんの取り扱いはありません。
無印オリジナルの保存食シリーズとは別ブランドとなるためでしょう。
イオンなどのスーパー、ドラッグストア
全国展開しているイオンやその他の大型スーパーでは、防災用品やレトルト食品のコーナーに置かれていることがあります。
また、ドラッグストアでも販売されているケースがありますが、確実ではありません。
Amazonや楽天、Yahoo!などの通販なら確実に買える

店舗での在庫については、売り切れや店舗によって仕入れ状況に差があるため、確実ではありません。
しかし、ネットであれば、購入時に在庫確認もできるので安心して購入できます。
- Amazon
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピング
いずれの大手通販サイトでも取り扱いがあり、プレーン・チョコ味ともに販売していますので、それぞれのサイトのポイント還元などを利用することで、店舗価格よりもお得に買うことができます。
\5年保存ができるのに美味しい!/
- えいようかん5本入り
- えいようかん12本入り
- チョコ味5本入り
えいようかんとは?開発の背景とシリーズ累計販売数
「えいようかん」は、老舗和菓子メーカーの井村屋が2008年に開発・発売した非常食向けのようかんシリーズです。
和菓子であるようかんは、もともと「砂糖・生あん・水あめ・寒天」というシンプルな素材で構成されており、適度な甘さとエネルギーがあるため、災害時の栄養補給にも適しています。
羊羹の賞味期限を延ばすために
井村屋では、通常のようかんでも1年程度の賞味期間がありましたが、備蓄用少量分野への挑戦として、長期保存に向けて試行錯誤が繰り返されることとなります。
まず、開発当初の備蓄用食料品の賞味期限は最低3年とされていました。
羊羹自体は糖度を上げることで品質の安定を目指しましたが、糖度を上げるだけでは羊羹が焼けてしまいます。


そこで、大量の水を使って長時間練り上げることで、弾力のある美味しい羊羹を作り上げました。

包装により劣化を防ぐ
羊羹の劣化を進めてしまう「熱」「光」「酸素」を遮断するため、フィルム業者とともに実験や研究を繰り返すことで、4層構造にもなるフィルムを開発し、3年保存が可能となりました。
しかし、開発当初から年月が経ち、備蓄用食料品のほとんどが賞味期限が5年となっていたため、更なる試行錯誤が続けられました。

それから3年の月日がたち、フィルムの品質が向上したことにより、5年の長期保存が可能になったのです。
えいようかんの素晴らしい特徴
- アレルゲン特定原材料28品目不使用
- 小さなお子様から高齢者まで食べやすい柔らかさ
- 水なしでも食べられる手軽さ
- 誰でも開けやすく、暗所でも見つけやすいパッケージ
といった多角的な工夫が加えられ、2008年に初代「えいようかん」が誕生しました。

そして、発売以降、シリーズ累計は約3000万本を売り上げる大ヒット商品になりました。
近年の防災意識の高まりに加え、食物アレルギー対応食品がまだまだ少ない中、「アレルゲンフリーで美味しくて長持ちする」というのは嬉しいポイントです。
\アレルゲンフリーで美味しくて長持ち/
- えいようかん5本入り
- えいようかん12本入り
- チョコ味5本入り
「チョコえいようかん」誕生の背景
シリーズの派生商品である「チョコえいようかん」も、同じくアレルゲンフリーで長期保存仕様です。
こちらは甘いものが好きな方や子どもにも食べやすくなるよう、味や原材料・配合のバランスが見直されて開発されました。
こちらも賞味期限は5年6ヶ月で、プレーン味と同様に防災備蓄やアウトドア時のエネルギー補給として活躍します。

えいようかんの7つの特長に注目!
えいようかんシリーズには、防災・日常どちらにも適した7つのポイントがあります。
- 5年6か月の長期保存
- 手軽にカロリー補給可能(プレーン171kcal/チョコ177kcal)
- アレルゲン特定原材料28品目不使用
- やわらかく、水なしでも食べやすい甘さ
- 「マル備」マーク付きのホログラム加工で暗所でも発見しやすい
- 開けやすいユニバーサル設計のパッケージ
- 点字付きで中身がすぐに分かる安心設計
「ローリングストック法」との相性も抜群
えいようかんは、非常食として備えるだけでなく、日常で使いながら補充していく「ローリングストック法」にもぴったりの商品です。

日常使用場面としては、コンパクトで持ち運びしやすいため、登山・サイクリング・ランニングなどのアウトドアシーンでも活躍してくれます。
このように、えいようかんは「いざという時の備え」としてだけでなく、「普段使いもできる非常食」として多くの支持を集めています。
アレルゲンフリーだから誰でも安心して食べられる
災害時や非常時において、「何を食べられるか」と同時に「誰が食べられるか」も重要な視点です。
えいようかんシリーズは、アレルゲン特定原材料28品目を一切使用していないため、子どもから高齢者まで、誰でも安心して食べられる非常食です。
これは、食物アレルギーを持つ方が安心して食べられる非常食がまだまだ少ない現状をふまえて開発されたものでした。

井村屋は、アレルギーに対する不安が大きい災害時でも、“誰もが安心して食べられる非常食を”という思いから、原材料や製造工程にもこだわっています。
特に「チョコえいようかん」は、お子さまや甘いものが好きな方にも喜ばれる味でありながら、こちらもアレルゲンフリー&長期保存を実現しています。

味や栄養面だけでなく、安全性にも徹底した配慮がなされているのはすごいですよね。
さらに、パッケージにもユニバーサルデザインが採用されており、
- 点字で「ようかん」と記載
- 暗所でも開封しやすいつまみ付き
- ホログラム加工の「マル備」マークで、暗闇でも発見しやすい


といった工夫も随所に見られます。
こうした配慮が評価され、「えいようかん」は災害食大賞©2019 アレルギー対応部門で銀賞を受賞
おいしさだけでなく、“誰かの命を守る”という視点からも選ばれる保存食となっています。
スポーツにも最適?
「えいようかん=非常食」というイメージが強いかもしれませんが、実は運動やアウトドアでの栄養補給食としても非常に優秀です。

その理由は、携帯性・食べやすさ・エネルギー量の3拍子が揃っているからです。
運動中に必要な「即効性」と「携帯性」
ランニングやサイクリング、登山といったスポーツでは、持ち運びやすくてすぐにエネルギー補給できる食品が理想的です。
えいようかんはその点で非常に優れています。
- 1本で171〜177kcalの即効エネルギー
- コンパクトサイズでポケットや小型バッグにも入る
- 手を汚さず食べられる個包装タイプ
- 水なしでもOKな適度な柔らかさと甘さ
と、アスリートや登山愛好者にもぴったりです。
特に長時間の有酸素運動では、定期的な糖質補給がパフォーマンス維持の鍵になります。
えいようかんは、ご飯小盛1杯分のエネルギーを片手で手軽に補給できるので、途中の“エネルギー切れ”を防ぐのに効果的です。
フィールドアーチェリーの携帯食にも羊羹
実は、私自身もフィールドアーチェリーの練習や大会の際には羊羹を携帯していました。
弓を持ちながら山の中を移動するため、コンパクトでありながら、さっと食べられて栄養が摂れる羊羹は最高のお供でした♪


運動後のリカバリー食としてもおすすめ
運動後に甘いものが欲しくなること、ありますよね?
えいようかんは、そんな運動後のおやつや栄養補給としても活躍します。
チョコ味なら甘いデザート感覚で楽しめますし、プレーン味は小豆のやさしい甘さで気分が落ち着きます。
甘さと安心感を同時に得られるのは、ようかんならではといえます。
エネルギー補給だけでなく、“心のリカバリー”にも一役買ってくれるのは魅力の一つですね♪
ちなみに、井村屋ではスポーツ用に特化した「スポーツようかん」もありますので、チェックしてみてください。
\スポーツの時にも羊羹は最高のパートナー/
- 井村屋スポーツようかん
- えいようかん5本入り
- えいようかん12本入り
- チョコ味5本入り
自衛隊のJASDF羊羹とえいようかん
「えいようかん」が非常食として高く評価される中で、実は自衛隊向けに開発された専用の羊羹が存在するのをご存知でしょうか?
その名も「JASDF羊羹(ジャスダフようかん)」。
JASDF羊羹がついに完成したそうです
— s/v (@sockety_v) July 3, 2014
> 航空自衛隊 三沢基地http://t.co/D2UtziBJAu pic.twitter.com/DA3W7keE7N
井村屋が航空自衛隊・三沢基地の要望に応えて開発した特別仕様の製品です。
えいようかんとの相違点は?
JASDF羊羹は、市販されている「えいようかん」とは明確に異なり、一般販売はされていない非売品です。
「JASDF羊羹」>弊社の担当者が不在のため詳細を聞けないのですが、『過酷な訓練及び災害派遣等における隊員の活動を支えるため、今後は、災害派遣や訓練等の携行食として使用したいと考えている。業務隊給養小隊長(`・ω・´)キリッ』と記載されていますので市販はないかな…
— 井村屋(株)公式 (@IMURAYA_DM) July 8, 2014
JASDF羊羹の特長
6/7 「えいようかん」とどう違うの?→JASDF羊羹は、チョコレートの原料をふんだんに使用し、栄養面でもぶどう糖、カルシウムを配合しました。またカロリーも通常のようかんより高い194kcalに設定など、第3航空団業務隊給養小隊の皆様のご要望に応えるようにいたしました。
— 井村屋(株)公式 (@IMURAYA_DM) July 9, 2014
井村屋が公開した情報やTwitter投稿によると、JASDF羊羹には以下のような特長があります。
- カカオマス・ココアバターなど、チョコレート原料をふんだんに使用
- 溶けにくく、常温・過酷な環境でも安定した保存性
- 水なしで食べられるウェットタイプ
- ぶどう糖15g・カルシウム66mg配合で、活動中の栄養補給に特化 1本あたり194kcalの高カロリー仕様(えいようかんより高め)
もともとは阪神・淡路大震災や東日本大震災での現場の声から誕生した商品で、「過酷な訓練や災害派遣で活動する隊員のためのエネルギー補給食品」として位置づけられています。

なぜ「ようかん」なのにチョコ味?
JASDF羊羹は、「チョコレートと羊羹の中間」のような不思議な存在で、えいようかんチョコ味と似たスタンスにあります。
これはチョコの溶けやすさを防ぐために、井村屋の羊羹製造技術を応用して、チョコの風味を保ちながらも、常温でも安定する形状に仕上げたものです。
「羊羹というよりほぼチョコ」と井村屋自身も説明しており、災害現場や訓練中でもストレスを軽減できるような“甘さ”が意識されていることが、チョコ味の理由です。
えいようかんは、JASDF羊羹のようにぶどう糖やカルシウムは配合されていませんが、十分なエネルギーと安心を提供してくれる点は共通していますね。
JASDF羊羹は「過酷な任務に耐えるための特別設計」、えいようかんは「日常にも備蓄にも使える市販の高性能羊羹」。
どちらも、井村屋の確かな技術と“食で支える”という思想から生まれた製品です。
残念ながらJASDF羊羹は購入できませんが、自衛隊も採用するほどの高い技術を使って作られた「えいようかん」を誰でも備えることができるのはありがたいですね。
\羊羹というより、ほぼチョコのチョコえいようかん/
- チョコ味5本入り
- えいようかん5本入り
- えいようかん12本入り
- 井村屋スポーツようかん
賞味期限・保存方法についての注意点
えいようかんは、非常食としての機能性に優れていますが、正しく保存することでその性能を最大限に発揮できます。
ここでは、えいようかんを備蓄・携帯するうえでの注意点をまとめました。
賞味期限は“最長5年6ヶ月”の長期設計
えいようかんの賞味期限は、製造日から5年6ヶ月となっています。
これは通常のようかん(約1年)や缶詰羊羹(約3年)に比べても、非常に長く設定されています。
この長期保存を可能にしているのは、
- 耐久性の高く、試行錯誤により制作された特殊包装材
- 衛生管理を徹底した製造環境
- 羊羹の長期保存化に向けた試行錯誤
によるもので、井村屋が長年培ってきた羊羹製造技術の応用の賜物です。
なお、実際に手元に届いた時点で、少なくとも5年の保存期間が残っているように配慮されて出荷されているため、購入からすぐ備蓄に回せる安心できる商品となっています。
保存方法は“常温”でOK、ただし直射日光と高温は避けて
えいようかんは常温保存が可能な非常食ですが、以下のような保管場所がおすすめです。
- 引き出し、戸棚、防災リュックの中
- 日陰で湿気の少ない収納棚
- アウトドア用バッグのポケットなど
直射日光が当たる場所や高温になる場所での長期保管は避けるのがベストです。
車内保管には注意!味や品質に影響が出る可能性も
「防災用に車に常備しておきたい」と考える方も多いかもしれませんが、井村屋公式によると、
えいようかんは常温保管を想定して賞味期限を決めており、車内の温度はかなり高温になる場合がございますので、保管の条件としては好ましくなく、お勧めできません。
高温になる場所で保管した場合でも、食べられなくなることはございませんが、「おいしさ」の面では劣化が早くなる可能性がございます。
とのことです。

特に夏場の車内は70℃近くまで温度が上がることがあり、高温で保存したからといって、すぐに食べられなくなるわけではないものの、「非常時においしく食べる」という観点からは、やはり常温&日陰での保管が基本です。
定期的な点検&“ローリングストック”を
長期保存ができるとはいえ、5年経って忘れてしまう…ということを防ぐには、定期的な防災点検とローリングストックの習慣化がおすすめです。
- 年に数回は賞味期限をチェック
- 食べた分はすぐに補充
- 普段から少しずつ消費して慣れておく
えいようかんはそのまま食べても美味しいので、日常のおやつにもぴったりです。
まさに非常食が「使える備蓄」になる良い例ですね。

「えいようかんの日」とは?防災点検の新習慣
防災意識が高まる中、「備蓄はしているけど、いつの間にか賞味期限が切れていた…」という経験がある方も多いのではないでしょうか。
そんな“備え忘れ”を防ぐために、井村屋が提案しているのが「えいようかんの日」という新しい習慣です。
年4回の点検タイミングを「えいようかんの日」に
井村屋は、防災備蓄食品の定期点検を習慣化するきっかけとして、「えいようかんの日」を制定し、2023年12月には、一般社団法人 日本記念日協会にも正式に認定されました。
設定されている日は以下の4つです。
- 3月1日
- 6月1日
- 9月1日(防災の日)
- 12月1日
つまり、3ヶ月ごと(年4回)を目安に、備蓄品の賞味期限や在庫状況をチェックするタイミングとして活用できます。
覚えやすく・続けやすい
えいようかんに限らず、乾パン・水・カセットボンベなど、備蓄全体を見直す機会として「えいようかんの日」を利用するのは非常に合理的です。
「えいようかん=防災食」としての象徴的な存在 日常でも食べられるので、ローリングストックとも相性◎です。
年4回の“ゆるい点検”で、しっかり備えられますね。
災害は忘れた頃にやってきますが、「点検は“忘れない日”にする」ことで、備えの質が大きく変わります。
井村屋が提案する「楽しく備える」工夫
「防災=不安」ではなく、「防災=準備して安心」というポジティブなサイクルを作るのが、井村屋の発信の特徴でもあります。
えいようかんをきっかけに、家庭や職場でも“食べながら備える”習慣を始めてみてはいかがでしょうか?
\日常的に食べながら備えるローリングストック習慣を/
- えいようかん5本入り
- チョコ味5本入り
- えいようかん12本入り
- 井村屋スポーツようかん
どんな人におすすめ?えいようかんの活用シーンまとめ
えいようかんは「非常食」としてだけでなく、日常・アウトドア・災害時・スポーツなど、さまざまなシーンで活用できる“万能補給食品”です。
ここでは、どんな人にどんな場面でおすすめできるのかをまとめました。
災害時の備えをしたいすべての家庭に
- 5年6ヶ月の長期保存
- アレルゲン特定原材料28品目不使用
- 水なしで食べられる
- 手を汚さない個包装
- 暗所でも見つけやすいパッケージ
これらの特長から、家庭の防災備蓄として1箱常備しておくだけで、災害時の安心感がグッと増します。
「小さな子どもや高齢者がいるご家庭」でも、安心して食べられる非常食として特におすすめです。
登山・キャンプ・アウトドアを楽しむ人に

- 軽量&コンパクト(厚さ2cmの箱やポケットサイズの個包装)
- 高エネルギー(1本171〜177kcal)
- 常温保存OK
- 水なしでも美味しく食べられる
バックパックのすき間にすっと入るサイズ感と、持ち歩きやすさが魅力です。
登山の行動食や、キャンプ時の非常用補給食としても非常に便利です。
ランナーやフィールドアーチャーなどスポーツ愛好家に
- サイクリングやジョギング時のエネルギーチャージに
- チョコ味なら運動後のスイーツ代わりにも
- ワンハンドで食べられるので、移動中でもOK
糖質メインの構成で、運動中の補給やリカバリー食として活用できます。
よりスポーツ向きの「スポーツようかん」と使い分けるのも◎。
\スポーツ向けのスポーツようかんもこちらから/
- 井村屋スポーツようかん
- えいようかん5本入り
- チョコ味5本入り
- えいようかん12本入り
忙しい現代人の“非常食以上、おやつ未満”に
オフィスに1本ストックしておけば、残業中の“甘い救済”に 忙しい朝に食べれば、朝ごはん代わりにも 甘いものが好きだけど、コンビニスイーツより罪悪感少なめ
「和菓子としてちゃんと美味しい」のに、「保存食として優秀」という、唯一無二のポジションを持つのがえいようかんの強みです。
えいようかんは、“いつでも、誰にでも、どんな時でも、1本で安心を届けてくれる”そんな、頼れる存在です。
まとめ:えいようかんは「備え」にも「日常」にも使える万能おやつ
えいようかんは、もはや“ただの非常食”ではありません。
5年6ヶ月という圧倒的な保存性を持ちながら、味もおいしく、アレルゲンフリーで安心して食べられます。
さらに、登山やスポーツ、日常のおやつとしても活躍する、まさに「使える備蓄食品」の代表格です。
- プレーン・チョコの2種類から選べる味
- ワンハンドで手を汚さず食べられる
- 暗闇でも見つけやすいパッケージ&点字表示
- 1本でご飯小盛1杯分のエネルギー(171〜177kcal)
- 「ローリングストック」にも対応できる運用のしやすさ
そして何より、航空自衛隊仕様の「JASDF羊羹」にも応用される技術が込められているという事実は、えいようかんの信頼性をより強固なものにしています。
「備えながら、ちゃんと使う」。
そんな現代的な防災・健康スタイルに、えいようかんはぴったりです。
もしまだ手に取ったことがないなら、まずは1箱、試してみてください。
きっと“非常食”のイメージが変わりますよ。
\非常食にも日常食にも。備えながらちゃんと使えるえいようかん/
- 井村屋スポーツようかん
- えいようかん5本入り
- チョコ味5本入り
- えいようかん12本入り