【実食レビュー&比較】井村屋スポーツようかんの食べるタイミングは?鼓月アンパワーとの違いも紹介

食品紹介
この記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。

井村屋のスポーツようかんを食べてみました。

あずき味は甘さはしっかりしていますが、べたっとした甘さではないので、暑い日やスポーツの最中でも食べやすいです。

カカオ味は思った以上にビターな感じで、美味しいのですが少しべたつく感じがしました。

この井村屋のスポーツようかんは、異なるタイミングで吸収される2種類の糖が使用されているため、摂取後すぐのエネルギーだけでなく、ゆっくり吸収されて長時間の運動中のエネルギーも補給できます。

そのため、食べるタイミングとしては、運動前に食べることでこれからの運動に向けてのエネルギーの補給ができます。

また、マラソンや登山、フィールドアーチェリーなど、長時間にわたるスポーツの際には、運動中に食べることでも、すぐにエネルギー変換できるだけでなく、継続する運動に必要なエネルギーも蓄えることができるのです。

さらには、運動後に食べることで、回復のための栄養を摂取することもできます。

この記事では、このスポーツようかんを実際に食べてみた感想と、スポーツにおいて食べるタイミングを紹介するとともに、スポーツ羊羹として定評のある鼓月の「an power(アンパワー)」ときくちの「アクティブ羊羹」それぞれ実際に食べてみての感想や比較をしていきます。

なお、購入できるお店についてはこちらの記事でまとめています。

\2種類の糖が長時間の運動もサポート/

  1. 井村屋のスポーツようかんの実食レビュー
    1. パッケージもすごいし運動中でも食べやすい
      1. あずき味
      2. カカオ味(※2025年3月で製造終了)
  2. いつ食べる?ベストなタイミングとは
    1. 運動前(30〜60分前)
      1. 【補足】パラチノースとは?“ゆっくり吸収される糖”の正体
        1. 主なメリット
    2. 運動中(長距離ラン・登山・ライドなど)
      1. 【補足】ハンガーノックとは?エネルギー切れに注意!
        1. よくある症状:
    3. 運動後(リカバリータイム)
    4. 日常生活・集中したい時間にも
  3. 他製品との違いをチェック
    1. 鼓月「an power(アンパワー)」
      1. きくち「アクティブようかん」
    2. 味と食感の違い
    3. 成分・機能性・携帯性を比較
    4. どんな人に、どの製品が合う?
    5. 私の個人的結論
  4. スポーツようかんとは?普通の羊羹との違い
    1. 1. 吸収スピードが違う糖質設計
    2. 2. 塩分もきちんと補給できる
    3. 3. 食べやすく、持ち運びしやすい設計
    4. 4. 賞味期限と保存性も◎
    5. 普通の羊羹との一番の違いは「目的」
  5. カロリー・栄養成分をチェック!
    1. 井村屋「スポーツようかん」あずき味(40g)
    2. ポケットタイプ(18g)
    3. スポーツようかんが支持される理由:糖質の「質」にあり
    4. 塩分補給もできるから、夏場や長時間の運動に◎
    5. 井村屋スポーツようかんは、補給タイミングに応じて「何本かまとめて持っていく」のが◎
  6. 井村屋ってどんな会社?
  7. 【Q&A】スポーツようかんの疑問に答えます!
    1. Q1. 運動後に食べてもいいの?
    2. Q2. 子どもでも食べられる?
    3. Q3. どこで買えるの?
  8. まとめ|井村屋スポーツようかんは“信頼できる補給食”
    1. 井村屋スポーツようかんはこんな人におすすめ

井村屋のスポーツようかんの実食レビュー

補給食として人気の「スポーツようかん」ですが、その中でも、井村屋の「スポーツようかん」は機能性・食べやすさ・価格のバランスが取れた“王道”の一品です。

パッケージもすごいし運動中でも食べやすい

スポーツようかん

まず感じたのは、運動中であっても食べやすくできていることです。

封を切らず、片手でぎゅっと押すだけで食べられるのは、運動中や手が汚れたくない状況では大きなメリットです。

ちなみに、押した部分より下に残ったようかんは、片手で食べるわけにはいかないですが、それでも手を汚さなくて済むのは嬉しいポイントです。

井村屋スポーツようかん

箱には点字表記があり、ユニバーサルデザインがしっかり意識されているのを感じます。

また、「あせらず落ち着いて」などコメントが書かれているのは優しく嬉しいポイントです。

あずき味

  • 甘すぎず、つるんとした食感。
  • ざらつきもなく、非常に口当たりがよい。
  • 後味も重たくなく、運動中でも無理なく食べられます。

カカオ味(※2025年3月で製造終了)

  • 予想よりビターな印象。
  • ややざらつきがあり、口に残る感じもあるが、チョコ感覚で楽しめる。
つぐ
つぐ

1本で113kcal・塩分0.14gを補給でき、即効性糖質+持続性糖質(パラチノース)のダブル構成のため、スポーツ場面では長時間栄養を補給し続けられるのは嬉しいですね。
また、封を切らずに片手でサッと食べられる手軽さと、エネルギー補給の質が高く評価できるポイントです。

\食べやすく、長時間のスポーツもしっかりサポート/

いつ食べる?ベストなタイミングとは

スポーツようかんはただの美味しい和菓子ではなく、エネルギー戦略の一部としてとらえることもできる機能性羊羹と言えます。

とくに有酸素運動や長時間のアクティビティでは、摂取のタイミングがパフォーマンスを大きく左右します。

運動前(30〜60分前)

▶目的:スタートダッシュに備えてエネルギーチャージ

  • 井村屋の「スポーツようかん」は、即効性糖質(グラニュー糖)と持続性糖質(パラチノース)をW配合。
  • パラチノースは血糖値を穏やかに上げ、持続的なエネルギー供給が期待できます。
  • お腹に重くないので、軽く1本摂っておくと疲れにくくなる感覚があります。

【補足】パラチノースとは?“ゆっくり吸収される糖”の正体

井村屋スポーツようかんに含まれる「パラチノース」とは、ハチミツにも含まれる天然由来の糖質で、
“ゆっくり吸収され、エネルギーが長時間持続する”という特徴を持っています。

実は「パラチノース」は、三井製糖株式会社の登録商標で、正式な成分名は「イソマルツロース」とも呼ばれ、本国内では食品として安全性も認められています

主なメリット
  • 血糖値の急上昇を防ぐ(低GI)
  • 腹持ちがよく、集中力が持続する
  • 他の糖質の吸収をゆるやかにする働きも

井村屋スポーツようかんは、これを速攻型糖質(グラニュー糖)と組み合わせて配合しているため、運動中〜後までバランスよく使える補給食に仕上がっています。


運動中(長距離ラン・登山・ライドなど)

▶目的:糖質切れ(ハンガーノック)を防ぐ

  • 胃に重くなく、つるんとした食感がポイント。
  • 切らずに押し出せる設計で、ザックを背負ったままでも片手で食べられるのが◎。

【補足】ハンガーノックとは?エネルギー切れに注意!

「ハンガーノック」とは、運動中に体の糖質(グリコーゲン)が枯渇して、極度の疲労感や集中力低下、めまいなどを引き起こす状態のこと。

マラソンや登山、長時間のサイクリングで特に起こりやすい現象です。

よくある症状:
  • 急に足が重くなる・動かなくなる
  • 頭がぼーっとする・めまいがする
  • 手足のしびれや吐き気

こうした状態を避けるために、スポーツ中はこまめな糖質補給がとても大切です。

スポーツようかんは即効性と持続性のある糖質を含んでおり、ハンガーノック対策としても非常に有効です。

運動後(リカバリータイム)

▶目的:消費した糖質のリカバリー・集中力回復

  • 井村屋のスポーツようかんは糖質補給には最適
     → 1本で113kcal、血糖値を穏やかに上げてくれるパラチノース配合。

日常生活・集中したい時間にも

  • 勉強中の軽食にも最適
つぐ
つぐ

九州速度の異なる糖質が2種類使われていることもあって、目的の異なる様々なタイミングで摂取できるのは嬉しいポイントですね。

他製品との違いをチェック

鼓月「an power(アンパワー)」

アンパワーあずき
アンパワーカフェイン

本格和菓子メーカーが手がける補給ようかんで、食べる際に封を切る必要はあるものの、押し出して食べやすい仕様となっているのは嬉しいポイントです。

BCAAやポリフェノール配合で、運動後の回復や集中力サポートが期待されます。

  • あずき味
    味はやや甘めで濃厚。
    後味に少し口残り感があるため、水分と一緒に摂るのがベター。
  • カフェインタイプ
    甘さは控えめでつるんとした食感。
    かなりビターな味で後味も苦みが残る。
    甘ったるくないので夏場にはちょうど良いかも。

鼓月アンパワーはBCAA配合で、運動後の回復目的にも適しているので、運動後のエネルギー補給にはこちらがより有効です。

\BCAAやポリフェノール配合でリカバリーにも最適/

きくち「アクティブようかん」

アクティブ羊羹 干し芋
アクティブ羊羹 小豆

干し芋・小豆の2種があります。

乳酸菌やオリゴ糖を配合しており、自然派・腸活系の仕様となっています。

パッケージは両手で開ける必要があり、パカッと開く感じなので、走りながら食べるとかには不向きですが、開けてしまえば一口で食べられます。

  • 干し芋味
    芋羊羹のような優しい甘さ。
    つるんとした食感で、後味も残らない。
  • 小豆味
    甘さ控えめ。
    つるんとした食感で、後味は甘さがしっかり残りますが、比較的控えめ。

\乳酸菌やオリゴ糖も配合の羊羹/

味と食感の違い

商品名味の特徴食感
井村屋(小豆)甘さ控えめでつるん、ざらつきなしなめらか、後味もすっきり
井村屋(カカオ)※販売終了ビター系、やや口に残るややざらつきあり、濃厚
アンパワー(小豆)甘さしっかり、ややざらつきあり口に残る甘さ
アンパワー(カフェイン)甘さ控えめ、ビター感つるんとしていて食べやすい
アクティブようかん(干し芋)芋の自然な甘ささっぱり・つるん、後味すっきり
アクティブようかん(小豆)甘さ控えめで上品後味に甘さが残るが重くない

成分・機能性・携帯性を比較

商品名主な特徴成分食べやすさカロリー(1本)
井村屋パラチノース(持続性糖質)・グラニュー糖★★★★★ 片手OK・切らずに開封約113kcal(あずき)
アンパワーBCAA・高吸収型ポリフェノール★★★☆☆ 封を切る必要あり約97kcal
アクティブ羊羹シールド乳酸菌・オリゴ糖・米飴★★☆☆☆ 両手で開封約80〜100kcal程度

どんな人に、どの製品が合う?

シーン最適なようかんポイント
ランニング・登山・ジム井村屋片手OK、甘すぎず、糖質の即効性&持続性あり
運動後・リカバリー鼓月アンパワーBCAA・ポリフェノールで回復サポート
健康志向・腸活アクティブようかん乳酸菌配合、おやつ感覚で取り入れやすい

私の個人的結論

「いろいろ試したけれど、やっぱり使いやすいのは井村屋のスポーツようかん。
というのが正直な感想です。

  • 開けやすい
  • 口当たりがいい
  • 甘すぎない
  • 携帯しやすい
  • コスパがいい
  • 二種類の糖を使用して、長い時間サポートしてくれる

機能性、味、手軽さ、どれを取ってもバランスが良く、最初の1本に選ぶなら井村屋が良いかと思います。

スポーツようかんとは?普通の羊羹との違い

「スポーツようかんって、普通の羊羹と何が違うの?」と感じる人も多いかもしれません。

見た目は一緒。けれど中身は、スポーツシーンに最適化された“エネルギー補給食”として、しっかりとした機能を持っています。

ここでは、井村屋の「スポーツようかん」が、普通の羊羹とどう違うのかを解説します。


1. 吸収スピードが違う糖質設計

井村屋のスポーツようかんには、2種類の糖質がバランスよく配合されています。

  • グラニュー糖(即効性):摂取後すぐにエネルギーとして使える
  • パラチノース(持続性):ゆっくり消化吸収され、エネルギーが長持ち

この「即効性 × 持続性」の組み合わせにより、スポーツ中や登山中など、エネルギー切れを防ぎつつ、パフォーマンスを安定させることができます。

つぐ
つぐ

「パラチノース」は三井製糖株式会社の登録商標で、一般名は「イソマルチュロース」です。

血糖値の上昇が穏やかで、満腹感や集中力の持続にもつながる“スローカロリー”な糖質として注目されています。

2. 塩分もきちんと補給できる

井村屋のスポーツようかん(あずき味)は、1本で塩分0.14g(ナトリウム56mg相当)を摂取できます。

これにより、汗と一緒に失われやすい塩分の軽いリカバリーにも役立ちます。


3. 食べやすく、持ち運びしやすい設計

  • 封を切らず、片手で押し出せるパッケージ
  • ゴミが最小限
  • カバンやポケットにそのまま入れられるコンパクトサイズ

和菓子の老舗・井村屋ならではの伝統と現代技術の融合が活かされています。

4. 賞味期限と保存性も◎

  • 賞味期限:約2年間(未開封)
  • 常温保存OK
  • 非常食としても使える保存性

普段の運動シーンはもちろん、災害備蓄用としても活躍します。

つぐ
つぐ

非常食タイプの「えいようかん」についてはこちらの記事で紹介しています。

普通の羊羹との一番の違いは「目的」

普通の羊羹は「おやつ・甘味」として作られていますが、スポーツようかんは「身体を動かす人のためのエネルギー補給食」として作られているのが最大の違いと言えます。

  • 食べやすさ
  • 消化吸収のスピード
  • 成分設計
  • 持ち運びやすさ
    すべてにおいて、「運動中・直前直後・アウトドア」で使いやすいよう工夫されています。

カロリー・栄養成分をチェック!

スポーツようかんを選ぶ上で、気になるのが「1本あたりのカロリーや栄養バランス」です。

ここでは、井村屋のスポーツようかん(通常版とポケットタイプ)を中心に、実際の数値や成分のポイントをわかりやすくご紹介します。


井村屋「スポーツようかん」あずき味(40g)

  • カロリー:113kcal
  • 塩分(食塩相当量):0.14g
  • 糖質の内訳:グラニュー糖+パラチノース
  • その他:脂質ほぼゼロ、保存料・着色料不使用

この1本で、ごはん軽く半膳〜1/3杯分程度のエネルギーを即時補給できます。

しかも脂質がほとんどないため、胃への負担も少なめです。

\スポーツ場面で最良の栄養補給/


ポケットタイプ(18g)

  • カロリー:51kcal
  • 塩分(食塩相当量):0.06g

こちらはさらに小さく、手軽に糖質だけ補いたいシーンや子どもにも◎

数時間ごとに分けて摂取したいときに便利です。

\小さくて持ち歩きや少量の栄養補給にも最適/


スポーツようかんが支持される理由:糖質の「質」にあり

糖質=悪者、と思われがちな昨今ですが、運動中や集中したい場面では“良質な糖質”は必須です。

井村屋のスポーツようかんが採用しているのは:

  • グラニュー糖(即効性):すぐにエネルギーになり、立ちくらみやエネルギー切れを防止
  • パラチノース(持続性):ゆっくり消化される糖質。血糖値の急上昇を抑え、エネルギーが長続き

このバランスが、運動中の安定したパフォーマンス維持に非常に効果的です。


塩分補給もできるから、夏場や長時間の運動に◎

0.14gというと控えめですが、汗でミネラルが抜けやすい場面では、意識して摂っておくとリカバリーが早く感じられることも。

特に登山・サイクリング・ランニングなどの長時間運動においてはありがたいポイントです。


井村屋スポーツようかんは、補給タイミングに応じて「何本かまとめて持っていく」のが◎

  • 運動前→1本
  • 長時間の運動中→1時間ごとに1本
  • 運動後→糖質チャージ用に1本(+必要に応じてプロテインなど)

自分の活動量に合わせて、使い方を調整してみましょう。

井村屋ってどんな会社?

井村屋は創業1896年の老舗和菓子メーカーで、「あずきバー」や「ゆであずき缶」で知られています。

近年は通常の和菓子だけではなく、非常食やスポーツ栄養分野にも進出し、伝統と革新のバランスが魅力の企業です。

  • あずき加工の技術に強い
  • ユニバーサルデザインを重視
  • 補給食市場でも「信頼感がある」と高評価

【Q&A】スポーツようかんの疑問に答えます!

Q1. 運動後に食べてもいいの?

はい、OKです。糖質補給のタイミングとして理想的です。

水分やたんぱく質と一緒に摂ると、回復がスムーズです。

Q2. 子どもでも食べられる?

シンプルな原材料で、小さなお子さんでもOKです。

ただし、喉に詰まらせないよう注意しましょう。

Q3. どこで買えるの?

ドラッグストア、登山用品店(ゼビオ・モンベルなど)、Amazon・楽天・Yahoo!など。詳細は販売店まとめ記事で紹介中。

まとめ|井村屋スポーツようかんは“信頼できる補給食”

井村屋の「スポーツようかん」は、ただの和菓子ではありません。

運動前後や登山・アウトドア、日常のエネルギー補給まで幅広く活躍する“実用系機能性ようかん”です。

実際に食べてみて感じたのは、次のようなポイントです。

  • 甘さがしつこくなく、食べやすい
  • 片手で開けられる設計が圧倒的に便利
  • 糖質の種類や設計にちゃんと理由がある
  • コスパが良く、どこでも買いやすい
  • 緊急時や備蓄用にも使える保存性

補給食というと、スポーツドリンクやゼリーが主流ですが、「ようかん」だからこそ常温保存でき、腹持ちも良く、満足感もあるという強みがあります。


井村屋スポーツようかんはこんな人におすすめ

  • 長時間スポーツや登山などで持続的なエネルギー補給が必要な人
  • 小腹満たしや間食を健康的な糖質に置き換えたい人
  • 非常食にもなる汎用性の高い携帯食を探している人

井村屋は創業からようかんづくりに長けた老舗メーカーです。

その技術と知見を活かして、「おいしい+機能性+使いやすさ」の三拍子そろったスポーツようかんを実現しています。

市販の補給食に迷っているなら、まずはこの1本から試してみる価値ありです!

\スポーツ場面で最良の栄養補給/

タイトルとURLをコピーしました