私たちの体を動かすのに欠かせないのが、ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウムといった「ミネラル」です。
そこで注目されているのが、宮古島の地下海水を使った自然塩「雪塩」です。
雪塩は、ナトリウム・マグネシウム・カリウム・カルシウムをはじめとする14種類のミネラルがバランスよく含まれているだけでなく、一般的な海水塩と比べてもマグネシウムは約30倍、カリウムは20倍も含んでおり、ミネラル豊富な塩です。
私自身、理学療法士として体の仕組みを学び、臨床現場で働く中で、ミネラルの重要性を強く感じてきました。
そうした背景から、日常のミネラル補給に雪塩を愛用しています。
料理にも使いやすく、水に混ぜると塩辛さではなくほんのり甘みを感じるので、とても重宝しています。
この記事では、雪塩の成分表をもとに、ミネラルの働きや精製塩との違いをわかりやすく解説します。
スーパーで買えるおすすめ塩5選をまとめた記事はこちら
→ スーパーで買えるミネラル豊富な塩まとめ
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雪塩とは?宮古島発の“ミネラルパウダー”
雪塩は、沖縄県・宮古島の地下海水を使って作られる自然塩です。
一般的な塩が煮詰めることで結晶化するのに対し、雪塩は特許製法により熱した金属板に海水を霧状に吹き付け、わずか2秒で水分を蒸発させてパウダー状に仕上げます。
この製法によって、海水に含まれる14種類のミネラルをバランスよく閉じ込めることができます。

粉雪のようにサラサラとしたパウダーは、口に入れると塩辛さよりもまろやかな旨みと甘みを感じるのが特徴です。
これが、一般的な精製塩との大きな違いです。
料理に使うと素材の味を引き立てるため、塩おにぎりや天ぷらの付け塩、スイーツの隠し味にも最適です。

僕は、仕事に持っていく水筒のお水1リットルに、雪塩をティースプーン一杯入れていますが、塩辛さはなく甘さを感じています。
また、お味噌汁にも少量入れていますが、味がまろやかになるので子どもからも「飲みやすい」と好評です。
豆腐の塩漬けは超おすすめです♪
詳しい作り方は、豆腐の塩漬けレシピをご参照ください。
地下海水で作るから安心!マイクロプラスチック混入のリスクが低い
最近問題視されているマイクロプラスチック汚染ですが、雪塩は地表の海水ではなく地下22mの琉球石灰岩層を通った地下海水を使用しています。
この地層が天然のフィルターの役割を果たし、微細な不純物や浮遊物が自然にろ過されます。
さらに製造工程では逆浸透膜で不純物を除去するため、マイクロプラスチックの混入リスクは極めて低いと考えられます。

雪塩の成分表と特徴
雪塩の大きな特徴は、14種類ものミネラルをバランスよく含んでいることです。
これは宮古島の地下海水を特殊製法で瞬時に蒸発させ、海の恵みをそのまま閉じ込めているからこそできるものです。
雪塩(100gあたり)の成分
成分 | 含有量 |
---|---|
ナトリウム | 28.6g |
マグネシウム | 3,310mg |
カリウム | 1,000mg |
カルシウム | 832mg |
塩素 | 50.1g |
イオウ | 2,050mg |
鉄 | 0.14mg |
フッ素 | 2.7mg |
ヨウ素 | 0.07mg |
ホウ素 | 60ppm |
ストロンチウム | 144ppm |
ニッケル | 0.45ppm |
臭素 | 1,700ppm |
ルビジウム | 8ppm |
精製塩(100gあたり)の成分例
(日本食品標準成分表より)
成分 | 含有量 |
---|---|
ナトリウム | 約39g |
マグネシウム | ほぼ0 |
カリウム | ほぼ0 |
カルシウム | ほぼ0 |
塩素 | 約60g |
その他微量元素 | ほぼなし |
雪塩と精製塩の比較表
成分 | 雪塩(100gあたり) | 精製塩(100gあたり) |
---|---|---|
ナトリウム | 28.6g | 約39g |
マグネシウム | 3,310mg(3.3g) | ほぼ0 |
カリウム | 1,000mg(1.0g) | ほぼ0 |
カルシウム | 832mg(0.83g) | ほぼ0 |
微量元素 | 10種以上 | ほぼなし |
食塩相当量 | 72.6g | 99g前後 |
一般的な精製塩はナトリウムと塩素がほとんどを占めますが、雪塩はマグネシウム・カリウム・カルシウムといった多彩なミネラルを含有しています。
この豊富なミネラルバランスこそが、雪塩のまろやかで旨みのある味わいの理由です。

「雪塩は精製塩よりも“塩辛くない”のはなぜ?」
実は、食塩相当量に違いがあります。
3つ目にある「比較表」を見ていただくと、精製塩は100g中の食塩相当量がほぼ99gなのに対し、雪塩は72.6gと少ないことが見て取れます。
これは、ナトリウム以外のマグネシウムやカリウムなどのミネラルが多く含まれているためです。
その結果、塩辛さよりも旨みや甘みを感じやすいのです。
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ミネラルの働きと体内での役割
私たちの体はミネラルが不足すると正常な機能を維持できません。
ナトリウム・マグネシウム・カリウム・カルシウムは特に重要で、互いに協力しながら神経伝達や筋肉の収縮、体液バランスの維持などを行っています。
ナトリウム:体液バランスの調整役
- 役割:血液や細胞外液の浸透圧を保ち、神経や筋肉の信号伝達をサポートします。
- 不足すると?:倦怠感、頭痛、血圧低下などが起こることがあります。
- 過剰摂取:むくみや高血圧の要因となることがありますが、他のミネラル(カリウムなど)とバランスを取ることで影響を緩和できます。
カリウム:ナトリウムとペアで働く調整役
- 役割:ナトリウムの排出を助け、細胞内外の水分バランスを整える。心臓や筋肉の正常な動きを維持。
- 不足すると?:筋肉のけいれん、だるさ、心拍の乱れなどが生じることもあります。
- 雪塩の強み:カリウムを100g中1,000mg含むことで、ナトリウム過多をサポートするバランスが期待できます。
マグネシウム:300以上の酵素をサポート
- 役割:エネルギー代謝、神経伝達、筋肉のリラックス作用に関与。
- 不足すると?:筋肉のけいれんやストレス耐性の低下が起きやすい。
- 雪塩の強み:100g中3,310mg(3.3g)と、自然塩の中でも圧倒的な含有量。
カルシウム:骨や歯だけじゃない
- 役割:骨・歯の形成だけでなく、神経伝達や血液凝固にも不可欠。
- 不足すると?:骨粗しょう症リスクが上がるほか、神経過敏になりやすい。
- 雪塩の強み:100g中832mgと、精製塩にはほぼ含まれない量を確保。
ミネラルは単独では働かない
これらのミネラルは単独で作用することはなく、相互に協力しながら体のバランスを保っています。

例えば、ナトリウムとカリウムは細胞内外の浸透圧を調整し、マグネシウムはカルシウムと協調して筋肉の収縮・弛緩をコントロールしています。

ミネラルは複数のミネラルが互いに作用しあって働いています。
つまり、ナトリウムだけを単独で過剰に摂取すると、ナトリウム以外のミネラルが不足しているため、正しく働くことができないのです。
一方、「ミネラルの集合体」ともいえる、雪塩をはじめとした海水塩であれば、その他のミネラルも豊富なため、ナトリウムのバランスを整える働きをサポートしてくれると考えられます。
雪塩と精製塩の違い
雪塩と精製塩は、「製法」と「含まれるミネラル」の点で大きく異なります。
製法の違い
- 精製塩:
海水を濃縮し、煮詰めて結晶化させた後、にがり(マグネシウムなど)を除去し、純度の高い塩化ナトリウムとして仕上げます。
→ ナトリウムがほぼ100%近く、他のミネラルはほぼゼロ。 - 雪塩:
宮古島の地下海水を瞬時に加熱蒸発(特許製法)し、にがりを含んだまま粉末化。
→ 14種類のミネラルを残し、まろやかな味わいと旨みを持つ。
味の違い
- 精製塩:
「しょっぱい」という感覚が強く、単調な塩味。 - 雪塩:
旨みと甘みを感じるまろやかさ。
塩おにぎりや天ぷらなど素材の味を引き立てる。
栄養面の違い
- 精製塩:ナトリウムと塩素が主成分(食塩相当量99g前後)。
- 雪塩:ナトリウム比率が低く、食塩相当量72.6g。さらにマグネシウム・カリウム・カルシウムなど10種以上のミネラルを含む。

雪塩はナトリウムだけでなく、様々なミネラルを摂取できる塩であるということが分かりますね。
口コミ・使用レビュー
私のレビュー(実際の使用感)
私は日常的に雪塩を愛用していますが、味もマイルドなので抵抗なく摂取できています。
基本的に毎日仕事に持っていく水筒(1リットル)には、ティースプーン1杯の雪塩を入れていますが、塩辛さではなく、ほんのり甘みを感じる水になるので、飲みやすいです。

また、味噌汁に少し足すだけで、塩味がとがらずまろやかになり、子どもからも「飲みやすい」と好評です。
雪塩は軽いから見た目より塩は少ない
先ほどのお水1リットルにスプーン1杯の塩と聞くと、かなり多いように感じるかと思います。
僕もそう思ってました。
でも、通常の塩と重さを比べてみたところ、2.5㏄の塩の重さは以下の通りでした。
- 食塩:2.2g(左の画像)
- 雪塩:1.1g(右の画像)


さらに食塩相当の割合が食塩は99%に対して、雪塩は72.6%となるので、2.5㏄での食塩相当量は
- 食塩:2.2g×0.99=2.178g
- 雪塩:1.1g×0.726=0.7986g
このように同じ量の塩を摂取しても、塩分相当量は半分以下になるんです。
雪塩のおすすめレシピ
個人的に特におすすめは 「豆腐の塩漬け」です。

3~4日ほどかかりますが、豆腐の水分を抜きながら旨味を凝縮できるので、チーズのような濃厚さが楽しめます(→ 豆腐の塩漬けレシピ)
悪い口コミ・気になる点

口コミを探すと、ほとんどが高評価でしたが、いくつか気になる意見がありました。
値段が高め
- 「お値段は高いけれど、お安くなるのを期待しています。」
- 「値段はお高めですが、ミネラル摂取目的なのでしかたない。」

雪塩は宮古島の地下海水を特殊製法で瞬時に蒸発させて作られるため、大量生産が難しく、コストがかかります。
ただ、塩1袋とかで比較すると高めですが、一か月あたりとかで考えるとそれほど大きな差にはならないと思いますので、長い目で計算してみると負担感が軽減しますよ。
パウダーの細かさに慣れが必要
- 「本当に細かいパウダーなので、好みが分かれるかもしれません。」
- 「普通の塩より粒が細かすぎる。」

雪塩はサラサラで粒子が細かく、まるで小麦粉のようなサラサラです。
そのためか、とても軽いです。
重さでは1gでも、通常の塩と比べると、見た目でかなり多く感じます。
そのため、レシピ本などの分量で作ると全然足りないということがありました。
使用料については、使いながら慣れていってください。
良い口コミ

ポジティブなレビューが圧倒的に多く、特に以下の点が評価されています。
味の良さとまろやかさ
- 「まろやかな優しい味」「おにぎりが美味しい」
- 「甘みと旨味があり、料理には欠かせません」
サラサラで使いやすい
- 「粒子が細かくて、すぐ溶ける」「ドレッシングやスープにすぐ馴染む」
- 「ボトルに詰め替えてもストレスがない」
ミネラル補給として優秀
- 「マグネシウム補給にしている」
- 「白湯に入れて飲んでいる」「スポーツ時の塩分・ミネラル補給に良い」
健康意識が高い人に人気
- 「病院や整体で勧められた」「精製塩より安心」
- 「天然塩に切り替えたくてリピート」

「味・使いやすさ・健康意識」の3拍子がそろった塩として高評価ですね。
特に「まろやかで旨みがある」「少量で満足できる」「ミネラルが摂れる」という理由で、調理用から飲用まで幅広く使われています。
値段はやや高めですが、それを上回る満足度を得ているユーザーが多いのが印象的です。
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雪塩はどこで買えるの??
雪塩の販売店については、実店舗、オンラインともにこちらの記事で紹介しています。
⇒【島まーす捜索!】雪塩はどこで買える?イオンやカルディにある?販売店の値段もリサーチ!
まとめ
私たちの体にとって、ミネラルは「潤滑油」のような存在です。
ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウムなどがバランス良く働くことで、神経や筋肉、血液循環まで、全身の仕組みがスムーズに動いています。
そんな中で、「ただしょっぱいだけの塩」ではなく、14種類のミネラルをそのまま残した自然塩「雪塩」が注目されているのは必然かもしれません。
雪塩は、
- 精製塩よりも 食塩相当量が低く(72.6g/100g)
- マグネシウムは3,310mg(約3.3g) と豊富
- カリウムやカルシウムも自然なバランスで含有
という、ミネラルの「集合体」といえる塩です。
雪塩を使うと“料理が変わる”
口コミでも多くの人が
- 「塩おにぎりが格別に美味しい」
- 「お味噌汁がまろやかになる」
- 「ドレッシングやスープにすぐ馴染む」
といった感想を寄せています。
僕自身、普段の生活の中に雪塩を使用することで、通常の塩よりもおいしく楽しく料理ができています。
特に、豆腐の塩漬けや天ぷらの付け塩など、シンプルな料理でこそその違いがはっきり分かると思います。
多くの方が雪塩を選ぶ理由
雪塩のように、複数のミネラルがバランス良く含まれる自然塩は、体内の調整役としても優秀といえます。
もちろん「これを食べれば健康になる!」というものではありません。
ただ、毎日の料理を少しでも「おいしく」「自然に近く」したいなら、雪塩は非常におすすめです。
結論:
「雪塩は塩辛さだけじゃない、“旨みと優しさ”を持った塩。」です。
料理を引き立て、自然のミネラルを一緒に摂れるのは、他の塩にはない魅力といえます。
他の人気塩との違いを知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。
→ スーパーで買えるミネラル豊富な塩まとめ
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