【ソウルフード】宇都宮焼きそばの元祖！「石田屋焼きそば店」特徴やメニュー紹介

石田屋焼きそば店は昭和27年創業の老舗で、宇都宮市民のソウルフードとして愛されています。

餃子の街として知られる宇都宮ですが、実は約50店舗もの焼きそば専門店がある「焼きそばの街」でもあります。

その特徴は

もっちり太麺
具材のアレンジ
別々に調理
後がけソース
ビニール袋でテイクアウト

となっています。

本文ではこれらの詳細とともに、宇都宮焼きそばのルーツともいえる「石田屋焼きそば店」の歴史や特徴、宇都宮焼きそばの魅力をご紹介します。

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宇都宮焼きそばとは？

宇都宮市内には約50店舗もの焼きそば専門店があり、「宇都宮焼きそば暖簾会」や「宇都宮やきそば会」が組織されるなど、ご当地グルメとしての地位を確立しています。

宇都宮焼きそばの特徴

もっちり太麺

麺は太めで平打ち、独特のもちもち感が特徴。

具材のアレンジ

基本はキャベツ、豚肉、ハム、目玉焼きですが、店舗ごとにアレンジが異なります。

別々に調理

麺と具材を別々に炒める独特の調理法。

後がけソース

味付けは薄めで提供され、卓上のソースで好みに調整するスタイル。

好みに合わせて味付けを調整できるのは嬉しいですね。

ちなみにその際に使われるのが、宇都宮焼きそばの味の決め手、大塚ソースです。

大塚ソースについては、こちらの記事を参照ください。
▶【通販OK？】栃木県☆宇都宮焼きそばの味の決め手「大塚ソース」はどこで買える？販売店＆特徴まとめ

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ビニール袋でテイクアウト

焼きそばをビニール袋に入れて提供し、袋のまま食べるのが宇都宮流。

宇都宮の焼きそばは持ち帰りが可能です。
焼きそばはビニール袋に入れられ、それが緑色の紙に包まれ、そして紙袋に入った状態で出てきます。
色が薄く味もあっさりしているとお思いでしょうが、添えられたソースをかけますとパンチの利いた味になります。
宇都宮に行かれる際はぜひお試しください。 pic.twitter.com/2KXcqzH2ol
— Yan (@Yansanpop) September 25, 2016

テイクアウトというと、プラスチック容器を想像してしまいますが、宇都宮焼きそばでは袋に入れて持ち帰って、そのまま食べるのが主流だそうです♪

石田屋焼きそば店：宇都宮焼きそばのルーツ

石田屋焼きそば店は、1952年（昭和27年）に戦後の復興期に地元の人々に愛される味を提供するため創業しました。

当初は食堂としてスタートしましたが、焼きそばに特化した専門店へと転身。

そのシンプルながらも奥深い味わいが評判を呼び、地元住民だけでなく観光客からも高い支持を得ています。

長年にわたる営業の中で、宇都宮焼きそばの特徴である極太麺や後がけソースのスタイルを確立し、現在では「宇都宮焼きそばのルーツ」としてその名を刻んでいます。

石田屋やきそば店の特徴

太めでやや平打ちの麺がもちもちとした食感を生み出し、キャベツ、ハム、豚肉、目玉焼きといった具材は、宇都宮焼きそばの基本形ともいえる組み合わせとなっています。

石田屋焼きそば店のメニュー例

※2025年11月時点での情報です。

• 石田屋特製ミックス（750円）

焼きそばに野菜、ハム、豚肉、玉子が全て入った贅沢な一皿。

やきそば石田屋(栃木県宇都宮市)
ミックス中750円
ソースを後がけする宇都宮焼きそばの元祖！
おすすめメニューのミックスは具沢山で美味しい！ pic.twitter.com/X1NDF4WJVL
— めんまご当地グルメマニア日本全国食べ歩き (@menma825) November 3, 2025

• シンプル焼きそば（キャベツのみ）

昔懐かしい素朴な味わい。

• セルフ調整式

提供された焼きそばに卓上のウスターソースやガリをかけて、好みの味に仕上げられます。

店内の雰囲気

昭和の趣を色濃く残した店内は、ノスタルジックな空気が漂い、地元住民や観光客で賑わいます

壁には数々の著名人の色紙が飾られ、創業以来の歴史を感じさせます。

石田屋焼きそば店から広がる影響

石田屋焼きそばから始まった宇都宮焼きそばですが、現在では市内に50店舗を数えるほどになるなどで、石田屋焼きそばによる影響が広まっていると言っても過言ではありません。

また、石田屋焼きそば店で修業を積んだ店主が独立して新たな焼きそば店を開業したお店として宇都宮市今泉にある「あをやぎ」があります。

あをやぎの特徴

石田屋焼きそば店で修業した初代の手法を基本としつつ、独自の味を追求。

イカを具材に取り入れた焼きそばが名物です。

• 一番人気メニュー
イカ、豚肉、玉子入りの「ミックス焼きそば」。

• 調理へのこだわり
季節によるキャベツの状態に合わせて火加減を調整するなど、素材を活かした調理が行われています。

やきそば石田屋(栃木県宇都宮市)
ミックス中750円
ソースを後がけする宇都宮焼きそばの元祖！
おすすめメニューのミックスは具沢山で美味しい！ pic.twitter.com/X1NDF4WJVL
— めんまご当地グルメマニア日本全国食べ歩き (@menma825) November 3, 2025

つぐ

石田屋焼きそば店から始まった宇都宮焼きそばの流れはしっかりと受け継がれつつ、広がっているのが分かりますね。

石田屋焼きそば店基本情報

住所：栃木県宇都宮市中央5-8-9
営業時間：10:00～16:30（麺がなくなり次第終了）
定休日：水曜日（月1回火・水または水・木の連休あり）
駐車場：専用駐車場あり
アクセス：JR宇都宮駅から徒歩約15分

宇都宮のソウルフード宇都宮焼きそばの楽しみ方

1. その場で味わう

昭和レトロな店内で、できたてを味わうのがおすすめです。

2. テイクアウト

ビニール袋に入った焼きそばをそのまま食べるのも一興。冷凍保存も可能で、翌日に温め直しても美味しくいただけます。

tocoさんのおすすめの焼きそばやさんあをやぎd(･∀･`*)
イートイン出来なかったので近くの公園でいただきました(。-∀-)
ビ、ビニールのみになってもうた( ;´･ω･`)
でも、う、うまーいd(･∀･`*)
次はみんみんへ(。-∀-) pic.twitter.com/LfLn5UBGuq
— ちょろ太(改名前:徳太郎) (@TaroK70180892) November 3, 2021