白米は精米した瞬間から酸化が始まり、風味も栄養も落ちていきます。
そんな問題を解決するのが、自宅で食べる分だけ精米できる家庭用精米機です。
そのなかでも注目されているのが、古いお米の香りや味を蘇らせる「フレッシュモード」搭載の「匠味米」です。
匠味米の中でも良く比較をされる機種である、MB-RC52とMB-RC57の違いは以下の通りです。
- 販売ルートと生産状況
- RC52:オンラインや実店舗で購入可能
- RC57:自然食品店や生協限定販売
- 精米度合いと調整機能
- RC52:10段階の精米度
- RC57:15段階(5段階の精米度それぞれに、さらに3段階調整できる匠味調整可能)
- メモリー機能
- RC57にのみあり
- 付属品(レシピブックの有無)
- RC57にのみ付属
この2つの精米機の基本機能にそれほど大きな差はありませんが、強いて言うなら、こんな人におすすめです。
- MB-RC52:シンプルで使いやすい精米機を求める方。
- MB-RC57:より好みに合わせて精米度合いを調整したい方。
本文では、MB-RC52とMB-RC57の違いや共通点、実際の口コミ、どちらがおすすめかを徹底解説します。
ただ、MB‐RC57があまりにも見当たらないので、メーカーに確認してみたところ……
MB-RC57は、もともと生協や自然食品店専用モデルで、すでに生産が終了しているため、販売店に在庫があるのみとなっているとのことでした。
そのため、今から購入を考えている方は、こちらのMB-RC52がお勧めです。
\古いお米の香りも味も蘇らせるフレッシュモード搭載のMB-RC52/
※MC-RC57はすでに生産終了しているため、MC-RC52のみの販売となります。
MB-RC52とMB-RC57の違いを比較
MB-RC52とMB-RC57は、山本電気製の家庭用精米機「匠味米」シリーズの人気モデルです。
基本性能は非常に近いですが、一部仕様に明確な違いがあるため、それぞれの違いを項目ごとに詳しく解説します。
冒頭にも記載いたしましたが、MB-RC57は生産終了しているため、購入にあたっては、MB-RC52がお勧めとなります。
販売ルートと生産状況の違い~山本電気様に問い合わせてみました~
MB-RC57について、どこにも販売がないため、山本電気様に問い合わせてみたところ、以下のような内容の回答をいただきました。
MB-RC52は家電量販店やネットショップなど、誰でも購入できる一般流通モデルですが、MB-RC57は生協や自然食品店限定で販売されていた特別モデルで、現在は生産終了・在庫限りとなっています。
そのため、手に入りやすさではMB-RC52に軍配が上がります。
精米モードの違い|RC57は最大15通りに対応
MB-RC52は、以下の10種類の精米度に対応しています:
みがき米 白米 8分づき 7分づき 6分づき
5分づき 4分づき 3分づき 2分づき 胚芽米

対してMB-RC57は、下記の5種類の基本精米度に加え、各モードで匠味調整ボタンとして「弱め・普通・強め」の3段階調整ができ、最大15通りの精米が可能です:
- 白米(弱・中・強)
- 7分づき(弱・中・強)
- 5分づき(弱・中・強)
- 3分づき(弱・中・強)
- 胚芽米(弱・中・強)
「自分好みに細かく調整したい」「炊き上がりの食感にこだわりたい」方には匠味調整ボタンの付いているMB-RC57が魅力的ですが、MB-RC52は精米の度合いを細かく調整できるので、こちらだけでも十分に食感や栄養価にも細かくこだわれますね。
メモリー機能の有無|RC57は設定記憶が可能
RC57には前回の設定を自動で記憶する「メモリー機能」が搭載されており、毎回同じモードを使いたい方にとっては手間が省けて便利です。
RC52にはこの機能はありません。
付属品の違い|MB-RC57にはレシピブックが付属
RC57には、精米後のお米を使った料理提案としてレシピブックが付属
一方、RC52にはレシピブックは付属していません。必要に応じてネットやアプリでレシピを探す形になります。
MB-RC52とMB-RC57の違い
| 項目 | RC52 | RC57 |
|---|---|---|
| 販売形態 | 一般販売 | 生協・自然食品店限定(生産終了) |
| 精米度 | 10種(みがき米〜胚芽米) | 15通り(分づき×匠味調整) |
| フレッシュモード | あり | あり |
| メモリーモード | なし | あり |
| レシピブック | なし | あり |
| 無洗米対応 | あり | あり |
| 付属品 | 計量カップ等 | 計量カップ+レシピブック |

この2つの機種を見比べると、MB-RC57が特別仕様でかなりこだわり抜いた機種ということが分かります。
そもそもMB‐RC52の時点で、Amazonや楽天の精米機ランキングでベストセラーとなっている商品です。
この時点でかなりレベルが高い商品といえます。
つまり、この2機種の比較は必要十分以上の機能での比較となっていると言えますね。
そこで一度、共通している基本機能にも目を向けてみましょう。
※MC-RC57はすでに生産終了しているため、MC-RC52のみの販売となります。
共通する特徴と魅力
MB-RC52とMB-RC57に共通しているのは、単なる精米機を超えた“こだわりの食体験”を叶えてくれる設計です。
- 和食の鉄人・道場六三郎監修の精米プログラム

- 3段階のモーター制御でお米を割らずに旨味を引き出す
- ぬかボックス分離でお手入れも簡単
- 静音設計で賃貸でも使いやすい
- フレッシュモードでお米の香りや味をよみがえらせる
どちらのモデルも「毎日続けられる精米体験」をしっかり支えてくれます。
フレッシュモードとは?古い白米がよみがえる
長期間保管した白米は、表面の酸化により風味や香りが劣化してしまいますが、フレッシュモードでは、白米の表面をうっすら削ることで、劣化した層を取り除き、香りや甘みを蘇らせる機能です。

・スーパーで購入した備蓄米を美味しく炊きたい
・ふるさと納税でもらった古米をおいしく消費したい
・「古古米」をリフレッシュして非常食として使いたい
こんなシーンで、多くのユーザーに好評のモードです。
MB-RC52の口コミをご紹介
悪い口コミ

- 精米時の音が思っていたより大きかった
- 蓋のロックがやや固く、最初に戸惑った

全体に悪い口コミが少なかったのですが、音や蓋の操作に関する声はありますが、精米時間は2〜3分と短いため、気にならないという声が多数でした。
また、音が気になる方は、日中に使用するなど、使用する時間を調整することで気にならなくなります。
蓋のロックについても慣れれば問題ないという意見が多いので、使っていく中で慣れてきますので、大切に長いお付き合いをしていきましょう。
良い口コミ

- 古米の香りが復活して、ご飯の美味しさが全然違う
- 分づき米や胚芽米も手軽にできて健康管理に便利
- コンパクトでキッチンにも置きやすい
- 精米所に行かずに済むのが本当に楽
- 無洗米モードが災害対策・キャンプにも便利

使いやすさ・仕上がりの美味しさ・精米の速さに関して、高評価が多数見られました。
とくに「炊きたての美味しさが違う!」という声が多く寄せられています。
MB-RC57の口コミ
ネット上に商品が見つからず、口コミもありませんでした。。。

何故ならこの記事を書いている時点で市場にはほとんど出回っていないこともありますが、もともと生協や自然食品限定であったため、口コミなどが記載されるような環境での販売はほとんどなかったんだと思います。
どちらがおすすめ?ライフスタイル別で比較
MB-RC52がおすすめな人
- 毎日のご飯を美味しくしたい人。
- 操作がシンプルで分かりやすいものを探している人
RC52は基本性能が高く、十分すぎるほど多機能で、誰でも使いやすい1台です。
MB-RC57がおすすめな人
- 分づき精米を細かくカスタマイズしたい人
- 栄養価を気にする健康志向の人。
- すでに精米機を使っていて、ワンランク上を求めている人
ただしRC57はすでに生産終了しており、在庫があるかどうかも分かりません。
\毎日のお米を美味しくよみがえらせるMB-RC52/
※MC-RC57はすでに生産終了しているため、MC-RC52のみの販売となります。
Q&A
ここでは、現在入手可能なMB-RC52について、よくある質問をまとめてみましたので、参考にしてください。
Q: MB-RC52 は何合(何カップ)まで精米できますか?
A: 最大で5合(750g) まで精米可能です。
Q: どんなモード(精米度)が選べますか?
A: 精米度を細かく選べて、例えば「みがき米」「白米」「8分づき」「7分づき」…「2〜3分づき」「胚芽米」など、合計10種類の精米モードに対応しています。
Q: 消費電力はどれくらい? 音は静かですか?
A: 消費電力は300Wです。
静音性に関しては、レビューで「静か」という声がありますが、完全に無音とは言えず稼働中はモーター音が聞こえるとの評価もあります。
Q: サイズ・重さはどのくらいですか?
A: 外形寸法は幅20.0 × 奥行27.4 × 高さ23.8 cm。
質量は約3.1 kg。
Q: 掃除やメンテナンスはどうすればいい?
A: ぬかボックス、カバー、スクリーンなど取り外し可能な部品があり、軽く水洗いまたは拭き取りでメンテナンスできます。
ただし、モーターや本体内部には水をかけないよう注意が必要です。
Q: 保証や製造国はどうなっていますか?
A: 製造は日本製です。
保証は通常1年保証が付属しています。
なお、販売ページによっては3年保証を提供しているショップもあるようです。
Q: 玄米・無洗米も使えますか?
A: はい、玄米・無洗米にも対応しています。また、無洗米モードが選べる設計です。
MB-RC52の人気のすごさ
2025年10月17日時点でオンラインではMB-RC57は手に入らないので、MB-RC52を選ぶより無いのですが、このMB-RC52の人気もすごいんです。
なんと、2025年10月17日に確認した楽天市場における精米機の週間ランキングを見てみると
- 1位:山本電気 MB-RC52(リコメン堂)
- 2位:山本電気 MB-RC52 白(カメラのキタムラ)
- 3位:山本電気 MB-RC52(ホームショッピング)
- 4位:山本電気 MB-RC52(XPRICE楽天市場店)
- 6位:山本電気 MB-RC52(タンタンショップ)
- 7位:山本電気 MB-RC52 黒(カメラのキタムラ)
- 8位:山本電気 MB-RC52 赤(カメラのキタムラ)
- 9位:山本電気 MB-RC52 (家電アラモード)
- 10位:山本電気 MB-RC52(チェリーベル)
このように10位以内をほぼ独占です。
色違いや販売店が違うのでこれだけ散れていますが、店舗やカラーを無視してMB-RC52として販売数を出したら、ダントツでトップになること間違いなしの売れ筋商品なんです。
メディア出演履歴
あぶくま時報
2025年10月9日付のあぶくま時報にて、須賀川市のふるさと納税が順調に推移している要因の一つとして山本電気の精米機が紹介されています。
あぶくま時報
▶https://abukumajiho.com/news/20251009_24759
櫻井・有吉THE夜会
2025年8月7日放送回で松田ゆう姫さんが愛用している機種としてMB-RC52が紹介されました。
番組公式サイト:櫻井・有吉THE夜会|TBSテレビ
▶https://www.tbs.co.jp/the-yakai/
まとめ|匠味米で「毎日が炊きたて」の食卓へ
MB-RC52とMB-RC57は、どちらもご家庭で本格的な“精米仕立て”のご飯が楽しめる優秀なモデルです。
ただし、MB-RC57は2025年の時点で在庫の確保が難しい商品であるため、実質的に手に入るのはMB-RC52となります。
そしてMB-RC52のメリットとしては、
- 道場六三郎監修のこだわり精米が自宅で楽しめる
- 分づき米や胚芽米、無洗米まで幅広く対応
- 古米も美味しくよみがえるフレッシュモード
これらが挙げられます。
ご自宅に精米機MB-RC52をお迎えすることで、炊きたてのご飯をもっと美味しく、もっと健康的にするなど、自宅での“お米革命”を始めてみませんか?
\古いお米を美味しくできるフレッシュモード搭載のMB-RC52/
※MC-RC57はすでに生産終了しているため、MC-RC52のみの販売となります。
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