【レビューあり】粟国の塩はカルディやスーパーで買える?効果や口コミ、成分の違いも紹介

販売店紹介
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沖縄で自然な作り方で作られている「粟国の塩」はミネラル豊富で、美味しい天然の塩です。

この粟国の塩はどこで買えるのかを調べました。

  • カルディでの販売はありませんでした。
  • イオン・ジャパンミート・ヤオコーなどのスーパーでの販売はあります。
  • 公式サイトでの購入もあります。
  • 楽天やAmazon、Yahoo!ショッピングでの販売もあります。
  • ふるさと納税もあります。

比較的近所でも購入しやすい塩ではありますが、オンラインが最も確実に購入することができます。

また、私個人的な感想ですが、非常にまろやかでありながら、しっかりと美味しい塩です。

本文ではより詳細な購入先や、塩の効果や私のレビュー、口コミや他の塩との比較などまとめてあります。

この記事で分かること
粟国の塩の販売店
粟国の塩の効果は?
粟国の塩の成分比較
実際に使ってみた感想
粟国の塩の口コミ
粟国の塩とは?

\全て手作業で丁寧に作られた塩/

\全ての工程が自然によって作られた希少な塩/

粟国の塩はどこで売ってる?

粟国の塩には「釜炊き」と「天日」の2種類の塩がありますので、それぞれ調査してみました。

釜炊きタイプの販売店(実店舗)

粟国の塩のスタンダードである釜炊きタイプは、比較的流通量が多く、スーパーでも見つけやすいです。

成城石井での販売は?

成城石井での販売はあります。

使用してみての感想も良いですね♪

ジャパンミートでの販売は?

ジャパンミートでの販売もあります。

私自身はジャパンミートで160gのものを購入しています。

イオンでの販売は?

イオンでの販売はあります。

イオンのオンラインでの販売も確認できています。

右の「ベ✖✖✖」が気になりますね。

ヤオコーでの販売は?

ヤオコーでの販売もあります。

こちらもオンラインストアでの販売も確認できています。

カルディでの販売は?

残念ながらカルディでの販売はありませんでした。

ネットでも探してみたのですが、情報はありませんでした。

つぐ
つぐ

このように、様々なお店で販売しているので、実店舗での購入も比較的容易であると言えます。

ただ、同じ系列店でもすべてのお店にあるわけではないので注意が必要です。

オンラインだと自宅に居ながらにして確実に購入できる点はお勧めです。

釜炊きタイプの販売店(オンライン)

公式通販

公式サイトでの販売があります。

ゆうパックでの発送の為、以下の送料がかかります。(2025年10月時点)

  • 沖縄:500円
  • その他の日本国内:700円
  • 9,000円以上で送料無料

楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング

いずれも取り扱いがあります。

売り切れなどの状況もその場で確認できますし、その場で購入もできるので便利です。

\手作業で時間をかけて作られる塩/


天日タイプの販売店

塩を作る際に天候などにも左右されることから、希少性が高い「天日タイプ」は、一般のスーパーで見かけることはほとんどありません。

公式サイトでも売り切れていることが多々あります。

Amazonや楽天市場で販売してることもありますが、確実にあるわけではないので、こまめにチェックしてみてください。

  • Amazon:販売あり
  • 楽天市場:販売あり(まとめ買い中心)
  • スーパー・量販店:基本的に取扱なし

👉 天日塩は天候に左右されて生産量が限られるため、通販で探すのが現実的です。

\全ての工程が自然によって作られた希少な塩/


ふるさと納税での入手

粟国の塩は、粟国村のふるさと納税返礼品としても提供されています。

1万円以上の寄付で「粟国の塩のみ詰め合わせ」がもらえます。

申込先は粟国村の公式HPのみで、ふるさとチョイスや楽天ふるさと納税などのポータルには出ていません。

👉 詳細はこちら:
粟国村ふるさと納税ページ(公式HP)

粟国の塩の効果は?

素材の旨味を引き出す味わい

粟国の塩は、単に「しょっぱい」だけではなく、ほのかな甘みとまろやかさが特徴です。

  • 釜炊きタイプ:優しい口あたりで、おにぎりや天ぷらなど素材をシンプルに味わう料理にぴったり。
  • 天日タイプ:にがり分がさらに豊富で、より個性的でミネラル感の強い風味。ファンも多い逸品です。

そのため、料理の邪魔をせず、素材の旨味を引き立てるのが最大の魅力です。


成分から考えられる一般的な働き

粟国の塩には海水由来のミネラルが豊富に含まれており、それぞれ一般的に次のような役割が知られています。

粟国の塩の成分比較

粟国の塩は、市販の精製塩と違って海水のミネラルが多く残されています。

含まれる代表的な成分と、栄養学的に知られる一般的な役割は以下の通りです(100gあたり)。

成分(100gあたり)釜炊き天日一般的に知られる役割
食塩相当量73.4g75.2g水分バランス維持に必須
マグネシウム1660mg1700mg味に深みを与える/にがり成分
カルシウム250mg250mg骨や歯の形成に必要
カリウム480mg1420mgナトリウム排出を助けるとされる
0.62mg0.341mg血液に関わる微量元素
ヨウ素450µg450µg甲状腺ホルモンの材料
リチウム0.70mg0.5mg微量元素、体内で多様な働き
ホウ素0.45mg2.61mg微量元素、体調に関与するとされる
リン0.05mg0.296mg骨や歯の構成成分
ケイ素0.50mg骨・皮膚・血管などに関与

👉 ポイント

  • 天日塩はカリウム・ホウ素が多く、より個性的な味わい。
  • 釜炊き塩は鉄やリチウムが多く、まろやかで甘みがある味わい。
  • どちらも「海のミネラルを残す」という思想のもとで作られており、好みや料理に合わせて使い分けるのがおすすめです。

粟国の塩を生み出した小渡幸信さんの想い

粟国の塩は、研究者であり職人でもある小渡幸信さんが20年以上をかけて完成させました。

小渡さんは「人間の体には小さな海がある」と語り、海水のミネラルバランスをそのまま残した塩こそ人に適しているという信念を貫きました。

  • 1970年代から自然食や自然塩の研究に取り組み、学者と協力しながら独自の製法を確立。
  • 採かんタワーや平釜での長時間炊き上げにより、ミネラルを壊さず残す製法を実現。
  • 塩づくりを通して「食育」にも取り組み、子どもたちに塩の大切さを伝えてきました。

その情熱は「粟国の塩」を単なる調味料ではなく、生命を支える“海の結晶” へと昇華させています。

粟国の塩を実際に使ってみた感想

見た目と質感

粟国の塩(釜炊き)

粟国の塩は、一般的な精製塩のようなサラサラ感はなく、ややぼそぼそっとした粒子感 があります。

重さは 1cc=1g で、見た目の軽やかさに対してしっかりとした質量を感じます。

1㏄1g

ちなみに、宗谷の塩やぬちまーすも

雪塩2.5㏄は1.1g
雪塩2.5㏄は1.1g
ぬちまーす2.5㏄で2.3g
ぬちまーす2.5㏄は2.3g
宗谷の塩2.5㏄で2.4g
宗谷の塩2.5㏄は2.4g

こうしてみるとぬちまーすや宗谷の塩から乗り換える場合はそのままの使用感で良さそうですが、雪塩から乗り換える場合には、重さ当たりの塩の分量が倍になるので注意が必要ですね。


そのまま舐めてみた味

まず口に含むと、しょっぱさは控えめで、後味に昆布だしのような旨味が広がります。

特徴的なのは「にがりの苦さ」ではなく、むしろ和風出汁に近いまろやかさを感じました。

不思議なことですが、塩単体なのに、どこか「旨味調味料」を思わせる後味が残るのが印象的です。

これが海本来が持っている味なのかもしれませんね。


水に溶かしてみた感想

コップの水に溶かしてみると、ぬちまーすや雪塩に比べてやや溶けにくい印象がありました。

味はとてもまろやかで、甘みを感じるのが大きな特徴です。

  • 雪塩:にがり感が強く、クセのある苦みを感じやすい
  • 宗谷の塩:すっきりクリアな味わい
  • 粟国の塩:上の二つの中間のような感じで、甘みと旨味のバランスが良く、クセがなく奥行きのある味

雪塩についての感想はこちらを参照してください
【知らなきゃ損⁉】雪塩のミネラルは何がスゴいの?マグネシウムや成分表徹底解説!

宗谷の塩についての記事はこちらを参照してください
宗谷の塩について

塩そのものを味わってもおいしく感じられるため、シンプルに白ご飯や魚に合わせると真価を発揮しそうです。

粟国の塩の口コミ

みんなどんな感想なのかな?

悪い口コミ

悪い口コミ

値段が高い

  • 「安心できるが高い」(味噌用に購入した方の声)
  • 「他の塩より少し高いが健康のために使いたい」
  • 「徐々に値上がりしているが美味しいのでやめられない」
つぐ
つぐ

製法に1か月以上かける手間や、にがりを残した高品質を考えると妥当な価格帯です。

普段使いよりも「特別な料理」や「こだわり用途」で使うと満足度が高まります。

入手のしにくさ

  • 「近所で売っていないので通販頼み」
  • 「お気に入りの店舗で取扱いがなくなった」
  • 「天日タイプは特に見つからない」
つぐ
つぐ

確かに地域差がありますが、Amazon・楽天・Yahoo!なら常時購入可能です。

また、成城石井・イオン・ジャパンミート・ヤオコーなど実店舗でも取り扱いがあり、安定供給されています。

粒感・溶けやすさ

  • 「サラサラではなく、結晶が粗いのでスパイスボトルには不向き」
  • 「少し溶けづらい」
つぐ
つぐ

これは逆に「粒を指でつまんで使える」「料理にダイレクトに旨味をのせられる」という利点にもつながります。

水に溶かすよりも、料理にそのまま振ることで真価を発揮する塩です。

良い口コミ

良い口コミ

味わい

  • 「まろやかで尖った塩辛さがなく美味しい」
  • 「後味に出汁のような旨味が残る」
  • 「ほんのり甘みがあってクセがない」
  • 「雪塩より苦味が少なく、宗谷の塩より奥行きがある」

料理との相性

  • 「塩むすびが絶品」
  • 「梅干しや味噌作りに使っている」
  • 「お肉を焼くと塩胡椒だけで十分美味しい」
  • 「浅漬けに使うと数日経っても味が変わらない」

健康意識・安心感

  • 「精製していない自然塩を探していて購入」
  • 「ミネラルが豊富で安心して使える」
  • 「妊娠中もこの塩なら浮腫まない」
  • 「朝の白湯に入れて飲んでいる」

利便性・リピート

  • 「10年以上愛用している」
  • 「コスパが良いので続けやすい」
  • 「リピート購入している人が多い」
つぐ
つぐ

多くの方が「まろやかで旨味のある味」「料理を美味しくする力」を高く評価しています。

特に 塩むすびや梅干し・味噌作りといったシンプルな料理でその良さを実感する声が目立ちました。

また、「ミネラル豊富で安心感がある」「長年リピートしている」という口コミも多く、特別感のある“定番塩” として愛用されていることが分かります。


粟国の塩とは?

粟国島の自然から生まれた「海の結晶」

粟国の塩は、沖縄本島の北西約58kmに位置する小さな島・粟国島で作られています。

人口わずか800人ほどの島は工業がほとんどなく、周囲には美しいサンゴ礁が広がり、汚れのない澄んだ海水が取れるのが特徴です。

その海水を原料に、独自の「採かんタワー」で濃縮し、さらに釜炊きまたは天日の製法でじっくり仕上げていきます。

完成までに約1か月以上を要する、まさに職人技の結晶です。


製法の特徴

  1. 採かんタワーで濃縮
     高さ10mのコンクリート塔に1万5千本の竹を吊るし、海水を流し続けて風と太陽で水分を飛ばします。これにより塩分濃度を約6〜7倍まで高めた「かん水」ができます。
  2. 釜炊き塩
     薪を燃料に平釜で約30時間炊き上げ、手作業でかき混ぜながら結晶化。さらに2週間前後かけて自然乾燥させます。
     → まろやかで奥行きのある味わい。
  3. 天日塩
     温室プールで太陽光と風にさらし、夏は約20日・冬は約60日かけて結晶化。天候に左右されるため生産量は限られます。
     → カリウムやホウ素が豊富で、個性的な風味を持つ希少品。
つぐ
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このようにしてみると、科学的な手法などは用いられていないことが分かりますね。

特に天日の方は、完全に自然の力だけで作られているので、時間がかかるし、天候にも左右されてしまう希少性が見えてきますね。

釜炊きの方も火を使ってはいますが作業はすべて手作業で、機械に任せての工程がなく、手間暇かけて近代的なことは行わずに作られているのが分かりますね。


小渡幸信さんの想い

粟国の塩を世に送り出したのは、研究者であり職人でもある小渡幸信(おど こうしん)さん

胃腸が弱く体調を崩しがちだった自身の経験から「人間の健康には本物の塩が欠かせない」と感じ、52歳で粟国島に研究所を設立しました。

学者と共に20年以上研究を重ね、1979年に粟国島での塩づくりを開始。

小渡さんがたどり着いた答えは、「海水に含まれるミネラルバランスをそのまま残す塩こそ、人の体に最も合う」 という考え方でした。

彼はよく「人間の体の中には小さな海がある」と語り、ミネラル豊富な塩で体調を整え、自然治癒力を高めたいという強い思いを持っていました。

つぐ
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余計な手を入れずに、海をそのまま塩にしたような形ですので、小渡さんの思いをしっかりと形にしたのが「粟国の塩」ですね


世界が認めた塩

粟国の塩は、2009年に農林水産省の「世界が認める輸出有望加工食品40選」に選出されています。

現在は日本国内だけでなく、アメリカやスペインなど海外のシェフからも高く評価されています。

刺々しい塩辛さがなく、まろやかで旨味のある味わいは、おにぎり・白身魚のマース煮・豚肉料理など、素材を活かす料理に最適で、多くの方に愛されています。

他の塩との比較

粟国の塩を語るうえで、よく比較対象になるのが「ぬちまーす」と「宗谷の塩」です。

いずれも自然塩として人気ですが、それぞれに特徴があります。

個人的な感想を元に比較してみました。

成分と味の違い

成分表による比較

粟国の塩(釜炊き)粟国の塩(天日)ぬちまーす宗谷の塩
熱量0kcal0kcal0kcal40kcal
炭水化物0g0g0g9.9g
脂質0g0g0g0g
食塩相当量73.4g75.2g75.5g71.7g
マグネシウム1,660mg1,700mg3,360mg3,240mg
カリウム480mg1,420mg970mg1,010mg
カルシウム250mg250mg700mg1,070mg

ミネラル成分で比較するとやや少なめに見えますが、食塩相当量が概ね同じということは、表に書かれていないミネラル成分が豊富であると考えられます。

製法や味などによる比較

特徴粟国の塩(釜炊き)粟国の塩(天日)ぬちまーす宗谷の塩
製法採かんタワー+平釜で炊き上げ採かんタワー+天日乾燥常温瞬間空中結晶法(特許技術)宗谷海水を平釜で炊き上げ
粒の状態粗めでしっとり、サラサラではない粗めで希少、結晶感ありパウダー状で非常に細かいサラサラで白くクリア
食感・味まろやかで甘みと旨味、奥行きありカリウム豊富で個性的な味軽く溶けやすく、にがり感が強いすっきりとクリア、雑味が少ない
ミネラルMg・Ca・Kをバランスよく含む特にKとホウ素が豊富Mgが特に多いMgやCaも含むが、味はシンプル
種類と価格
(2025年10月)
公式サイト価格
(送料別)
160g:600円
250g:800円
100g:800円111g:713円
250g:1242円
100g×4:1800円(送料込み)
250g×4:3600円(送料込み)

宗谷の塩だけはまとめ買いで送料込みとなっているので、比較はしずらいですが、粟国の塩が価格としてはかなり安いのが分かりますね。

ぬちまーすと宗谷の塩の比較記事も参照してください
【実食して違いは7つ】ぬちまーすと宗谷の塩を徹底比較!2つの違いからお勧めの人まで紹介

味わいの印象

  • 粟国の塩(釜炊き)
     → 旨味が強く、出汁のような余韻。にがりのクセが少ない。
  • 粟国の塩(天日)
     → ミネラル感が際立ち、希少でファンの多い個性派。
  • ぬちまーす
     → さらさらの粉末で溶けやすく、にがりを強く感じる。
    こちらの記事も参照ください
    ぬちまーす完全ガイド
  • 宗谷の塩
     → 雑味がなく、キレのあるクリアな塩味。
    こちらの記事の参照ください
    宗谷の塩について

比較のまとめ

  • 「自然な旨味やまろやかさ」を重視するなら 粟国の塩(釜炊き)
  • 「個性と希少性」を求めるなら 粟国の塩(天日)
  • 「溶けやすさや軽さ」を求めるなら ぬちまーす
  • 「すっきりとした味わい」を好むなら 宗谷の塩

それぞれの特徴を理解して使い分けると、料理の完成度が大きく変わります。

まとめ

粟国の塩は、沖縄・粟国島の澄んだ海水から生まれる、自然のミネラルを豊富に含んだ伝統製法の塩です。

採かんタワーで海水を濃縮し、釜炊きや天日でじっくり仕上げる工程により、単なる塩辛さではなく「まろやかさ」「甘み」「旨味」を兼ね備えています。

口コミでも、

  • 「塩むすびが格別に美味しい」
  • 「お肉や野菜が塩だけで深い味になる」
  • 「ミネラル豊富で安心」
    といった評価が多く、長年リピートしている愛用者も少なくありません。

また、比較してみると:

  • 釜炊き → バランスの良い味わい、にがり感控えめで使いやすい
  • 天日塩 → カリウムやホウ素が豊富、個性的で希少
  • ぬちまーす → マグネシウムが非常に多く、独特のにがり感
  • 宗谷の塩 → クリアで雑味が少ないシンプルな味

それぞれに違った魅力があります。

👉 日常使いには「釜炊き」、特別な料理や個性を出したいときには「天日塩」と使い分けるのがおすすめです。

粟国の塩は値段だけを見ると高めですが、料理にひとつまみ加えるだけで食材の美味しさを引き出し、「特別な一品」に変えてくれる力があります。

健康志向の方はもちろん、料理をより楽しみたい方にぜひ試してほしい塩です。

\自然と手作りの塩/

\全て自然の力で作られた塩/

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