【みそ汁に入れて食べる⁉】塩あんびんの作り方と食べ方ガイド!

レシピ
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埼玉県北部に古くから伝わる郷土料理「塩あんびん」。
砂糖を使わない“塩味のあんこ餅”という、全国的にも珍しいお菓子です。

最近では、秘密のケンミンショーや相葉マナブなど、様々な番組で紹介されて話題になっています。

塩あんびん
出典:農林水産省ウェブサイト

塩あんびんの作り方を超簡単にまとめると

  1. 小豆を煮る
    やわらかくなるまで茹でる。
  2. 塩を加える
    砂糖は使わず、塩だけで味を調える。
  3. 餅をつく
    もち米を蒸して、ついて餅にする。
  4. 餡を包む
    丸く広げた餅に塩餡をのせて包む。

というシンプルな手法です。

食べ方としては、焼いてからお味噌汁やラーメン、うどんなどに入れたり、砂糖や醤油をかけて食べるなど多彩です。

この記事では、塩あんびんの作り方と一般的な食べ方などをまとめます。

家庭で再現しやすいレシピなので、郷土の味を気軽に楽しみたい方におすすめです。

\埼玉北部の郷土料理!甘くないけど美味しい☆/

塩あんびんの作り方(基本レシピ)

塩あんびんは
① 塩あん(塩味の餡)を作る
② 餅をつく
③ 包む

というシンプルな流れで作れます。

家庭向けにアレンジした、再現しやすいレシピをご紹介します。

※そもそも塩あんびんとは何か?という方は、こちらの記事を参照してください。
【埼玉北部の郷土料理】塩あんびんとは?発祥・歴史・特徴をわかりやすく解説【ケンミンショー】


① 塩あんの作り方(砂糖不使用)

【材料(4〜5個分)】

  • 小豆 …… 150g
  • 水 …… 適量
  • 塩 …… 小さじ1/3〜1/2(味を見ながら調整)

※ 砂糖ゼロが伝統です。初めての方は塩をやや控えめにすると食べやすいです。

塩については、天然塩の利用がお勧めです。
スーパーで買える天然塩についてはこちらの記事を参照してください。
【スーパーで買える?】天然塩・自然塩おすすめ紹介!海水塩との違いについても解説!


【作り方】

1. 小豆をゆでる

小豆をさっと洗い、鍋に入れてたっぷりの水で煮ます。
沸騰したら一度ゆでこぼし、再度水を入れて弱火でコトコト煮ます。

2. 柔らかくなるまで煮る

指でつぶれるくらいまで、弱火で 40〜60分ほど煮ていきます。

3. 塩で味を整える

水分が飛んできたら塩を加え、木べらで軽く練り上げます。
“甘みゼロ”なので、味見をしながら塩加減を決めてください。

👉 ポイント
塩が強すぎると食べにくくなるので、初回は控えめがおすすめです。


② 餅をつく(家庭向け2パターン)

塩あんびんの餅は、シンプルなもち米100%が基本です。

【A:本格的に作る場合】

  1. もち米を洗ってから一晩浸水させます。
  2. ザルに上げて1時間ほど脱水します。
  3. 蒸し器に蒸し布巾を入れて、その上にもち米を入れ、布巾で包んで真ん中に穴を作ります。
  4. その状態で、強火で1時間弱蒸してから餅つきをします。

※全自動餅つき機があると、2の後は、全自動餅つき機で行うことができて簡単です。

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【B:簡単に作りたい場合(電子レンジ)】

【材料】
  • もち米 …… 1合
  • 水 …… 180ml
【作り方】
  1. もち米を洗って30分ほど浸水
  2. 耐熱容器に水と一緒に入れ、ラップしてレンジ600Wで10〜12分
  3. 粘りが出たら、すりこぎなどで軽くつく

👉 手軽でも、十分“塩あんびんっぽさ”が出ます。


③ 塩あんを包む

  1. 餅を手のひらサイズに広げる
  2. 真ん中に塩あんをのせる
  3. 周りから包み込むように丸める

伝統的な塩あんびんは“大きめでずっしり”していますが、家庭で作る場合は食べやすいサイズに調整してください。


塩あんびんの食べ方

塩あんびんには、地域ならではの独特の食べ方があります。

① そのまま食べる

もっともシンプル。

塩あんのしょっぱさと、餅と小豆の自然な甘さが引き立ちます。


② みそ汁に入れて食べる

塩あんびんを焼いてからみそ汁に入れると、
・塩味のあんこ
・みそ汁のうま味
・餅の甘み

が驚くほど調和します。

なぜみそ汁なのか?
理由は “農作業後の塩分補給” と “餅を主食として食べる文化”が関係していると言われています。

昔は「餅=食事」でした。

みそ汁に入れることで、一皿で手軽に栄養補給ができたのかもしれませんね。

👉 ちなみに、一度試すとクセになる組み合わせです。

他にも、ラーメンやうどんに入れるのもお勧めです♪


③ アレンジして食べる

塩あんびんは、アレンジとも相性抜群。

1. トースターで焼く

→ 表面がパリッとして香ばしい。

2. 少量の砂糖をつける

→ はじめての方でも食べやすくなる。

3. きなこをまぶす

→ 素朴で優しい甘みがプラスされる。

4. バターを少しのせる

→ 甘じょっぱい味に変化して現代的。

つぐ
つぐ

様々な食べ方ができるのも砂糖不使用で自然の甘さのみだからこそですね。

塩味と相性が良いものであればなんでも行けると思います☆


保存方法(冷蔵・冷凍)

冷蔵

→ その日のうちに食べ切るのが基本です。
餅が固くなりやすいので、軽く温め直すと食べやすくなります。

冷凍

→ ラップして保存すると数週間可能です。
→ 食べるときは自然解凍や、レンジで温めたりグリルで焼くことで美味しくいただけます。


まとめ

塩あんびんは、砂糖を使わない塩味のあんこ餅という、全国的に見ても珍しい郷土料理です。

素材の甘みをじんわり感じる素朴な味わいは、手作りでもしっかり再現できます。

昔ながらの食べ方(みそ汁)や、現代的なアレンジで、ぜひ自分好みの楽しみ方を見つけてみてください。

ご自分で作るよりも買ってきて、気軽に食べたいという方、こちらの記事で販売店を紹介しています。
【どこで買える?】塩あんびんが買える埼玉の実店舗・通販・お取り寄せ完全ガイド

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