福岡県八女市にある盛弘鍛冶工場が手掛ける盛弘の包丁は、その卓越した切れ味と職人技で知られ、現在では入手までに予約待ちで8年以上の時間が必要とされています。
8年待っても手に入れたい「盛弘の包丁」の口コミを見てみましょう。
悪い口コミは以下のような内容です。
- 入手困難・納期が非常に長い
- 切れすぎる
- 欲しいタイミングで手に入らない
続いて良い口コミは以下の通りです。
- 圧倒的な切れ味
- 食材の味を引き立てる
- 「良い包丁は食材の細胞を壊さないからより美味しくなる」という料理人目線のコメントも。
- 見た目の美しさ・工芸品としての価値
- 贈り物として喜ばれる
- 手にしたときの感動と達成感
このような口コミがありますが、本文で詳しくお伝えします。
また、価格については、家庭用の包丁が14,000円ほどからあり、本職さん用のものが24,000円ほどから販売されています。
※2025年6月時点で予約受付は一時停止となっています。
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盛弘の包丁の口コミ
悪い口コミ

入手困難・納期が非常に長い
- 「今8年待ち」「やっと届いた」「1年待ちでついに届いた」「今すぐ注文しても8年以上かかる」など、納期の長さに関する声が多数。
- 注文殺到により、2025年時点で予約件数は3000件に達しているとの情報も。

すべて手作業による鍛造・研ぎ仕上げのため、量産が難しく、待ち時間が長くなるのは品質の証とも言えます。
切れ味も素晴らしく、待つ価値があるとの声が多数です。
切れすぎる
- 「唯一の欠点は“切れすぎる”こと」「切れすぎて手応えがエアリー」という声あり。

切れ味が鋭いため、力を入れずにスパッと切れるのが魅力ですね。
料理の最高の相棒になりますね♪
欲しいタイミングで手に入らない
- 「問い合わせしたけど間に合わなかった」「他のを買うしかない」という声も。

長納期のため、急ぎで欲しい場合には不向きですが、長く使える一生物の道具として、先を見越して予約する人が多いです。
良い口コミ

圧倒的な切れ味
- 「めちゃくちゃ良く切れる」「私史上最高の切れ味」「手応えがエアリー」
- 「トマトも手を添えず横スライスできる」「カボチャもサクッと切れる」「綱引きの綱も微塵切りに」
食材の味を引き立てる
- 「良い包丁は食材の細胞を壊さないからより美味しくなる」という料理人目線のコメントも。
見た目の美しさ・工芸品としての価値
- 「白銀の刃が艶やかな光沢を放つ」「刃紋が美しい」「まるで小さな日本刀」とデザインにも高評価。
贈り物として喜ばれる
- 「妻のパパがくれた盛弘の包丁がめちゃくちゃ良く切れる」など、特別な贈り物としての満足度も高い。
手にしたときの感動と達成感
- 「やっと届いた~!」「素晴らしい道具」「つまらないもの切りたくない」「料理に精進します」など、到着時の喜びと気持ちの高まりが見られます。

盛弘の包丁は、「一度使うと他の包丁には戻れない」と言われるほどの驚異的な切れ味と、芸術品のような美しさで多くの人を魅了しています。
切れ味の鋭さは、食材の美味しさを引き出し、料理そのもののクオリティも高めてくれますよ。
納期の長さはあるものの、それを上回る満足感と感動があり、手にした人たちは「待ってよかった」「一生モノの宝物」と語るほどです。
家庭用からプロ用まで、多くの料理好きの憧れの一本ですね。
盛弘の包丁の種類と価格
本職用包丁
出刃包丁:24,100円(税込み)~
正夫包丁:29,800円(税込)~
蕎麦切り包丁:160,000円(税込み)
家庭用包丁
文化包丁:14,000円(税込)~
菜切り包丁:14,000円(税込)~
牛刀:14,000円(税込)~
ペティナイフ(大):13,000円(税込)~
ペティナイフ(小):12,800円(税込)~
盛弘の包丁とは?
盛弘の包丁の歴史
盛弘鍛冶工場は、1961年(昭和36年)に福岡県八女市で創業し、農業用刃物の製造や修理を行っていました。
しかし、「これからの鍛冶屋は農機具だけでは食べていけなくなるかもしれない」という初代の意向から、2代目の平泰明氏は、高校卒業後に和包丁日本一と言われる「大阪府堺市」にて修業をし、和包丁の研磨技術を習得しました。
ここで得た技術が、盛弘の包丁の卓越した切れ味の原点となっています。

盛弘の包丁の特徴
そして現在、盛弘の包丁は、完全受注生産で鍛造から仕上げまでを一貫して手作業で行うことで、機械作りでは真似することのできないほどの、切れ味と強度を兼ね備えた包丁作りを行っています。
盛弘の包丁の特徴としては、刃の両側がステンレスで真ん中に安来鋼の青ガミ2号を挟むことで、刃先は錆びても、そのほかは錆びないため、手入れをしっかりしていくことで、刃は小さくなりますが、末長く使うことができます。
なにより、切れ味がすごく良いのが特徴です。
ちなみに、切れ味の良さについては、工業試験場において、顕微鏡写真による組織検査と切れ味試験機による切れ味試験を行い、科学的にも証明されているそうです。


初代の方の先見性も素晴らしいですが、実際に堺市に行って修行して、学んだことを持ち帰った上で、これだけ素晴らしい包丁を生産していくというのは、一つ一つを丁寧に手作業で作られているからなんでしょうね。
盛弘で使用されている安来鋼とは?
安来鋼(やすきはがね)は、島根県安来市にある日立金属安来工場で生産されている高品質な特殊鋼のことで、刃物用鋼材として高い評価を受けています。
特に「青紙2号」は、硬度と粘り強さを兼ね備えており、鋭い切れ味が持続するという特徴があります
盛弘の包丁では、この青紙2号を芯材とし、両側を錆びにくいステンレスで挟む三層構造を採用しています。
これにより、優れた切れ味と耐久性、そして手入れのしやすさを実現しています。
堺打刃物もチェック(PR)
盛弘鍛冶工業の2代目が修行をし、和包丁の聖地とも言われている堺市で作られる包丁を「堺打刃物」といいます。
8年待つのは……という方は、「堺打刃物」も素晴らしいので、チェックしてみてください。
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盛弘の包丁の蕎麦切り包丁紹介
ここで最も高価な蕎麦切り包丁について紹介します。
盛弘鍛冶工場が製作する蕎麦切り包丁は、職人の手によって一本一本丁寧に鍛造されています。
その特徴は、鋭い切れ味とバランスの良さで、プロの蕎麦職人から家庭の料理愛好家まで幅広く支持されています。

また、名入れサービスも行っており、オリジナルの一本を手に入れることができるのも嬉しいポイントですね。
蕎麦切り包丁だからというわけではなく、盛弘の包丁全てにおいて切れ味が良いため、使っている方がとても楽に切れるという声が多くみられています。
また、切れ味だけでなく、とても持ちやすいという声もあるので、包丁としてとても使いやすいということがわかります。
予約からの待ち時間は、なぜ8年も?待ち期間の推移について
盛弘の包丁は、完全受注生産であり、全ての工程を手作業で行っています。
そのため、生産量に限りがあり、注文が殺到することで待ち時間が長期化しているようです。
また、2025年1月時点で新規受注を一時停止しており、受注再開の際はオンラインショップページで案内される予定です。
待ち期間の推移を見てみると
2014年10月:1年以上
2019年3月:2~3年
2020年3月:3~4年
2020年6月:5年以上
2020年2月:8年以上
2022年4月:新規受注一時停止
2022年5月:受注再開
2025年1月:新規受注一時停止
となっており、新規の受注が多いことと、一貫した手作りで丁寧に制作されているため、生産が追い付かずに待ち期間が伸びているのが分かります。
会社情報
盛弘の包丁を手掛ける、盛弘鍛冶工場について紹介します。
住所:福岡県八女市立花町白木440-4
営業時間:8:30から18:00
定休日:日曜日
お問い合わせ:電話・FAX共に0943-35-0051
包丁の販売だけでなく、研ぎ直しや修理も行っていますので、購入した包丁のメンテナンスをしていただくことで、末永く使用することができます。
盛弘鍛冶工場のある福岡県八女市の観光情報については、楽天トラベルたびノートで確認できます(PR)。
盛弘の包丁についてのまとめ
盛弘鍛冶工場の蕎麦切り包丁は、職人の技術と高品質な素材で作られ、その切れ味と耐久性から多くの支持を得ています。
しかし、完全手作業による生産のため、現在では入手までに8年以上の待ち時間がかかります。
長い時間がかかりますが、本当に良い逸品ですので、興味を持たれた方は、公式サイトで最新の情報を確認し、受注再開の際に検討してみてはいかがでしょうか?
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