【実食して違いは7つ】ぬちまーすと宗谷の塩を徹底比較!2つの違いからお勧めの人まで紹介

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ミネラル豊富な天然塩は多数ありますが、ミネラルの豊富さというと、「ぬちまーす」を連想される方が多いと思います。

私もそうでした。

しかし、北海道の宗谷海峡で採取した海水から製造されている「宗谷の塩」は、成分などを見てみるとぬちまーす以上にナトリウムが少なく、カルシウムやカリウム、マグネシウムのにがり成分の量が多い塩なんです。

宗谷の塩とぬちまーす

この2つの塩の違いは6つあります。

ぬちまーす宗谷の塩
成分
特に食塩相当量の違い
75.7g
(塩100gあたり)
71.7g
(塩100gあたり)
味の違い比較的まろやかしっかり塩味
入手しやすさの違い売り切れの場合あり安定供給
価格の違い高価安価
製法の違い逆浸透膜
霧状にして空中で乾燥
自然ろ過後に濃縮
回転ドラムに噴霧して結晶化
採水場所沖縄県宮城島周辺北海道宗谷海峡
ギネスブック掲載歴ありなし

2つの塩を比較すると、上記の表のような違いがあります。

この表からどちらを選んだ方が良いかを考えると

  • 宗谷の塩を選んだ方が良い方
    • ナトリウムを少しでも減らしたい方
    • しっかりと塩味を感じたい方
    • 少しでも安く天然塩を使いたい方
    • 安定的に使い続けたい方
  • ぬちまーすを選んだ方が良い方
    • しょっぱさよりも旨みを重視したい方
    • ちょっと高くてもぬちまーすにこだわりたい方
    • 売り切れの際には他のお店を探すなど、購入先にこだわらない方
    • ギネスブックに掲載されるなど世界的な評価を大切にしたい方
      (2000年に登録されましたが、現在はそのジャンルが無くなっています)
つぐ
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比較して、違いを明確にしてみましたが、正直なところ、どちらも甲乙つけられないほど良い塩です。

成分や価格については数字という客観的なものであらわされていますが、味については好みもありますので、可能であれば両方試していただき、用途によって使い分けるのが一番のお勧めです。

ちなみに私は両方とも使用していて、用途に応じて使い分けていますよ。

この記事ではこれらの違いについて詳細にお伝えするとともに、どんな人に向いているのかなどを個人的見解に基づく部分が大いにありますが、詳細に紹介していきます。

\ミネラル豊富な沖縄の塩/

\ミネラル豊富な北海道の海水塩/

ぬちまーすと宗谷の塩の基本情報

ぬちまーすも雪塩もいずれも自然の海水から作られた天然のお塩です。

食卓塩と比べて塩分が少なく、ミネラルが豊富な二つの塩ですが、成分、味、入手しやすさ、価格、製造方法、採水場所、ギネスブック登録歴に違いがあります。

これらの違いについて見ていく前に、両方の基本情報をチェックしてみましょう。

ぬちまーす

ぬちまーすの写真

ぬちまーすは沖縄・宮城島の海水を使い、独自の「常温瞬間空中結晶法」という特許製法で作られています。

海水を高温で煮詰めず、常温で霧状にし、空中で瞬時に結晶化させるため、ミネラルが壊れず、ふわふわしたパウダー状の塩ができあがります。

塩分量は通常の食塩より約25%低く、カリウムやマグネシウムが多のが特徴です。

ぬちまーすの成分などについてはこちらの記事を参照ください。
【命の塩】ぬちまーす完全ガイド!成分・摂取量・自律神経との関係やマイクロプラスチックの混入リスクは?

宗谷の塩

宗谷の塩

宗谷の塩は、北海道最北端・稚内市の宗谷海峡から採れる海水を使った天然塩です。

特徴は、海底集水管で自然濾過した海水を廃熱で14%まで濃縮し、回転ドラムに噴霧して瞬間的に結晶化させる特許製法で、この方法により、サラサラとしたパウダー状で雑味の少ない塩が生まれます。

成分は塩化ナトリウムが71.8%と、一般的な自然塩より低めで、代わりにマグネシウム・カリウム・カルシウムなどのミネラルがバランスよく含まれています。

味わいは「そのまま舐めると強めの塩気、でも水や料理に溶かすとすっと馴染む軽さ」が特徴で、ご飯やおにぎりとの相性が特に高く評価されています。

宗谷の塩の購入場所や成分などの特徴についてはこちらの記事を参照してください。
【実食レビュー付き!】宗谷の塩の販売店は?カルディやイオンにも売ってる?

つぐ
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このように両方とも天然の海水を原料としていてミネラル豊富な塩です。

これから様々な違いについてお話していきますが、価格や成分などの客観的事実はそのままですが、味については、使用場面や好みによって異なってきますので、優劣ではなく主観的な意見であるということと、どちらの塩も甲乙つけられないほど素晴らしい塩であることをあらかじめお伝えしておきます。

ぬちまーすと宗谷の塩の比較と違い

ぬちまーすと宗谷の塩を様々な観点から比較し、違いを出しました。

成分表(100gあたり)

ぬちまーす宗谷の塩
熱量0kcal40kcal
炭水化物0kcal9.9g
脂質0g0g
食塩相当量75.5g71.7g
マグネシウム3,360mg3,240mg
カリウム970mg1,010㎎
カルシウム700㎎1,070㎎

製造時の海水の状態によって成分が変わるようで、どちらもメーカーも公式の値や、購入した時期によって数値が多少前後していますが、大きく変化はないようです。

塩なのに炭水化物とエネルギー??

まず着目すべきは熱量と炭水化物です。

塩で炭水化物や熱量があるのは不思議ですよね?

宗谷の塩を作られている田上食品工業株式会社に問い合わせてみたところ、海藻などによる炭水化物が計上されているとのことでした。

つまり、宗谷の塩に「エネルギー・炭水化物」が表示されるのは、自然に近い製法だからこそ海藻由来の有機成分が微量に残るためです。

一方、ぬちまーすなど多くの塩では、製法の過程で有機物がほとんど残らないため0表示になります。

  • 宗谷の塩
    • 海底集水管で自然濾過 → 廃熱で14%濃縮 → 回転ドラム噴霧で瞬間結晶化
    • 強い加熱や長時間の煮詰めを行わないため、海水中の多糖類(フコイダンなど海藻由来成分)が微量ながら残存すると考えられる。
    • そのため、栄養成分表示に炭水化物やエネルギーが計上される
  • ぬちまーす(空中結晶法)や雪塩
    • 海水を逆浸透膜で濃縮する過程で、有機成分はごくわずかしか残らないと考えられる
    • また栄養成分表示は「100gあたり0.5g未満は0表示」とできるため、結果的に炭水化物や熱量は表記されない

具体例を挙げると、「果汁入りジュース」を想像してみましょう。

  • 宗谷の塩=果実の繊維がほんの少し残ったジュース自然の痕跡が残っている)
  • ぬちまーす=透明にろ過されたジュース(雑味なくクリアだが繊維は残っていない)

と例えることができます。

つぶつぶのあるオレンジジュースとつぶつぶのないクリアーなオレンジジュースのイラスト


つまり、宗谷の塩のエネルギー表示は「ろ過不足」ではなく、製法が自然に近いからこそ出る数値であり、製造過程で不純なものはしっかりとろ過されていますので、安全は確保されたうえで、なおかつ自然の成分が残っている塩と言えます。

ミネラル成分の違い

ぬちまーすも宗谷の塩も、食塩相当量がかなり低いですが、宗谷の塩の方がより低い値を出しています。

100gあたりで約4g異なりますので、1日6g摂取した場合、0.24gの差となりますので、減塩を意識される方には宗谷の塩の方が良いかもしれませんね。

マグネシウムはぬちまーすの方が多いですが、カリウムやカルシウムは宗谷の塩が多く、3つの合計値は宗谷の塩が5,320㎎、ぬちまーすが5,030㎎と宗谷の塩の方が多くなっています。

味の違いレビュー

完全に私の個人的な感想ですが、ぬちまーすは「軽やかでまろやかな塩味」、宗谷の塩は「まろやかさを持ちながらも輪郭がはっきりした塩味」といえます。

ちなみに私は塩辛い味はそれほど好きではなく、塩鮭は甘塩がギリギリ食べられる範囲で、基本的には生鮭を買っています。

そんな私の味覚レビューです。

そのまま舐めてみる

  • ぬちまーす
    しょっぱいけど、少しだけまろやかより
  • 宗谷の塩
    しっかりしょっぱく苦みが少しあり

水に溶かしてみる

  • ぬちまーす
    甘みが強く、ちょっとだけにがりの癖を感じる。
  • 宗谷の塩
    甘みはあるけど、癖がなく飲みやすい。

味については好みなので、優劣はつけられませんが、そのまま舐めるときに、柔らかい味を好むならぬちまーす。がっつり塩味を感じたいなら宗谷の塩。

水に溶かして飲むときに、癖なく飲みたいなら宗谷の塩ですが、甘みやにがり感を感じたい方はぬちまーす。

調理に使ってみる

塩にぎりを作ってみました。

  • ぬちまーす
    塩味はあるけど、それほど強く感じず、まとまりのある味で食べやすいです。
  • 宗谷の塩
    しっかりと塩味を感じます。ちょっと辛いかな。

塩味が好きなら宗谷の塩。マイルドに味をまとめたいならぬちまーすといった感じです。

これ以外に宗谷の塩を調理ではまだ使っていないので、これ以上の調理については自分の感想はまだ紹介できませんが、口コミを見ていると使い分けの傾向がはっきりしています。

  • 宗谷の塩は「炊飯やおにぎりに入れるとふっくら美味しい」「焼き魚や漬物にも合う」といった声が多く、特に和食での評価が高いです。
  • ぬちまーすは「サラダや刺身、天ぷらなど仕上げに振ると素材の甘みを引き立てる」「スイーツとの相性も良い」という意見が目立ちます。

詳細な口コミまとめはこちら
ぬちまーすの口コミまとめ
宗谷の塩のくちこみまとめ

また、結晶の違いも味わいに影響していると思われます。

  • ぬちまーす:粉雪のように細かい粒子が舌全体にすぐ広がり、軽やかな甘みを感じやすい
  • 宗谷の塩はサラサラながら結晶感があり、舌に当たると塩味をしっかり感じやすい特徴があります。

味覚のまとめ

  • 塩むすびや炊飯には宗谷の塩
  • 刺身やサラダの仕上げ塩にはぬちまーす
  • 水や飲み物に溶かすなら宗谷の塩
  • 天ぷらやスイーツに振るならぬちまーす

という使い分けが合いそうです。

価格や入手性の違い

どちらも食卓塩と比べると高価ですが、天然塩としてはそれほど高いものではないです。

供給については、宗谷の塩は比較的安定供給されており、ぬちまーすは需要の高さから品薄や価格変動が起きやすいのが違いです

2025年8月26日13時時点での価格を以下に記載いたします。(送料込み)

ぬちまーす宗谷の塩
楽天111g:1,080円~
(約9.8円/g)
250g:1,680円
(6.8円/g)
100g:700円
(7円/g)
250g:1,080円
(4.32円/g)
1㎏:4,980円
(4.98円/g)
Amazon111g:989円~
(約8.9円/g)
250g:1,820円~
(約7.28円/g)
100g×2:1,000円~
(5円/g)
250g:1,258円~
(約5.03円/g)
1㎏:4,980円
(4.98円/g)
Yahoo!ショッピング111g:1,043円~
(約9.3円/g)
250g:2143円~
(約8.5円/g)
100g×2:990円~
(約4.95円/g)
250g:1,290円~
(約5.16円/g)
1㎏:4,980円
(4.98円/g)

販売時の大きさの違いやまとめ買いなどにより、1gあたりの単価はもっと安くなるものもあるかと思いますが、このように比較してみると、宗谷の塩の方が全体的に安価であることが分かりますね。


\ミネラル豊富な沖縄の塩/

\ミネラル豊富な北海道の海水塩/

入手性の違い

  • 宗谷の塩
    • 北海道のスーパー(イオンなど)や土産店で一部販売
    • 確実に手に入れるならAmazon・楽天・Yahoo!ショッピング
    • 流通は安定していて「欲しい時に買える」安心感あり
  • ぬちまーす
    • 沖縄土産の定番で、全国でも自然食品店やカルディで見かけることがある
    • ただし品薄になると入手困難 → 「公式ショップで売り切れ」「通販で価格高騰」というケースあり
つぐ
つぐ

ぬちまーすの方が売り切れなどが起こることが多いですが、楽天やAmazon、Yahoo!ショッピングであれば概ね購入することができます。

また、ぬちまーすは一時品薄となりましたが、工場の拡大と生産が軌道に乗ったことで、かなり入手しやすい状態に戻っています。

ぬちまーすの入手困難な状態についてはこちらの記事を参照ください。
【販売休止の噂に喝!】ぬちまーすはどこで買える?カルディなど調査!その他の海水塩も紹介!

製法の違いとその影響

宗谷の塩とぬちまーすは、どちらも海水100%を使った天然塩ですが、採水・濃縮・結晶化の工程がまったく異なります


宗谷の塩(北海道)

  • 採水・ろ過:海底に集水管を設置し、上を石・砂利・砂で覆って自然濾過した海水を汲み上げる
  • 濃縮:工場の廃熱を利用して約14%まで濃縮
  • 結晶化:濃縮海水を回転ドラムに霧状に噴霧 → 水分が瞬時に蒸発 → ドラム表面に結晶が付着
  • 特徴:NaCl比率が70%前後と低く、Mg・K・Caが豊富。
    さらに海藻由来の微量成分も濃縮されやすいため、栄養成分表示に炭水化物やエネルギーが計上されている。

ぬちまーす(沖縄)

  • 採水:沖縄・宮城島周辺の海水を採水
  • 濃縮ろ過:逆浸透膜(RO膜)を通して低温で水分だけを除去
    → ミネラルは残すが、有機高分子は膜で除かれやすい
  • 結晶化:濃縮海水を霧状に噴霧し、空気中で瞬時に乾燥
    → 粉雪のようなパウダー状に
  • 特徴:ミネラルが均一に残り、味は軽やかでまろやか。
    海藻由来成分はほとんど残らず、表示基準上は炭水化物0gになる

製法の違いがもたらす差

  • 宗谷の塩:自然濾過+廃熱濃縮 → ミネラル+自然由来の成分も一緒に残る
  • ぬちまーす:逆浸透膜+空中結晶 → ミネラルを均一に残し、有機物はほとんど残らない

👉 どちらも「海水100%の恵みを残す」という点では同じですが、海水から塩になるまでの過程が異なっています。

海域の違い:どんな海で作られた塩なのか?

塩の味や成分は、その海の環境を強く映し出します。

宗谷の塩とぬちまーすは、まったく異なる海から生まれた塩で、北の荒々しく豊かな海と、南のサンゴ礁に囲まれた穏やかな海

この違いを知ると、塩に込められた背景まで見えてきます。


宗谷の海(北海道・宗谷海峡)

  • 海の性質:対馬暖流とリマン寒流が交わる「潮目」に位置。
    時に荒々しく、栄養塩が豊富。
    冬は流氷も接近する冷たい海。
  • 水温:年間を通して低め。
    冷水域特有の成分が豊富。
  • 漁場としての名産
    • サケやニシンなどの回遊魚
    • ホタテ・ウニ・毛ガニなどの高級魚介
    • 昆布(利尻昆布や宗谷昆布)
  • まとめ:北の大漁場として知られる宗谷海峡は、「海産物の宝庫」。
    その豊かさが宗谷の塩のミネラル感にも表れています。

沖縄の海(宮城島周辺)

  • 海の性質:サンゴ礁に囲まれた透明度の高い海。
    黒潮の影響を受け、比較的穏やかで水質が安定。
  • 水温:年間を通じて温暖。
    冬でも20℃前後と高め。
  • 漁場としての名産
    • 沖縄県魚グルクン(タカサゴ)
    • モズクやアーサ(ヒトエグサ)などの海藻
    • カツオ・マグロ漁も盛ん
  • まとめ:サンゴ礁に守られた沖縄の海は、小型魚や海藻類が豊富。
    穏やかな環境がぬちまーすの“クリアな味わい”の背景となっています。
つぐ
つぐ
  • 宗谷の塩=寒流と暖流が交わる北の大漁場の塩
  • ぬちまーす=サンゴ礁に囲まれた南の海の塩

「どんな海で作られた塩なのか」を知ることで、その塩が持つ味わいや個性もイメージできそうですね。

ブランド性・付加価値の違い

どちらも「ただの塩」ではなく、それぞれにブランドストーリーや付加価値があります。

ぬちまーすはかつて世界で一番ミネラルが豊富な塩として、ギネスブックに登録されたことがあります。

現在そのジャンルがなくなっていますが、全国的な知名度と国際的評価を誇っています。

対して、宗谷の塩の知名度はそこまで高くないものの、北海道の地域色を活かしつつ“隠れた逸品”的な存在感を持っています。


宗谷の塩

  • ブランド性
    • 製造元は稚内市の「田上食品工業株式会社」
    • 北海道最北端という地域性がネーミングに直結していて、旅情や“北海道ブランド”と結びつきやすい
    • 全国的にはまだ知名度が低く「知る人ぞ知る天然塩」というポジション
  • 付加価値商品
    • 宗谷の塩を使った日本酒、焼酎、お菓子(キャンディやキャラメル)などの加工品がある
    • 特に「ご飯を美味しく炊ける塩」として口コミ人気
  • まとめ:北海道旅行や通販での発見感があり、「隠れた名品」としての魅力が強い

ぬちまーす

  • ブランド性
    • 沖縄・宮城島発の塩で、全国的な流通網を持つ
    • 「世界で最も多くのミネラルを含む塩」としてギネス認定(2000年)
    • 健康志向ブームや自然食品店・カルディなどでも見かけるため知名度が高い
  • 付加価値商品
    • スキンケア用品(バスソルト、石けん)や健康食品にも展開
    • 「沖縄土産の定番」として観光客の支持も厚い
  • まとめ:国際的評価と沖縄ブランドを両立し、天然塩の代表格的ポジション
つぐ
つぐ
  • 宗谷の塩:北海道最北端という地域性+“知る人ぞ知る”隠れた逸品。
  • ぬちまーす:世界的評価+全国区の知名度。

といったイメージですが、どちらも品質や味わいの面では素晴らしい塩なので、好みに応じて選ぶと良いですよ。

どんな人におすすめ?選び方のヒント

宗谷の塩がおすすめな人

  • 減塩やミネラル補給を意識している人
    → Naが低めでMg・Kが豊富。それでいてしっかり塩味。
  • ご飯を美味しく炊きたい人
    → 口コミで「ふっくら炊ける」と好評
  • 普段使いしやすい塩を探している人
    → 流通が安定していて価格も比較的手頃
  • “北海道ブランド”やご当地感を重視する人

ぬちまーすがおすすめな人

  • 塩の甘みや軽やかさを楽しみたい人
    → 仕上げ塩としての評価が高い
  • サラダやスイーツなど、素材の味を引き立てたい人
    → 天ぷらやチョコとの相性が抜群
  • 沖縄や南国ブランドが好きな人
    → 土産やギフトとしても人気
  • ギネス認定など国際的評価に惹かれる人

👉 「どんな塩を探しているか」で選ぶと、自分に合った一品が見つかります。

\ミネラル豊富な沖縄の塩/

\ミネラル豊富な北海道の海水塩/

個人的に気にある質量の違いは?

見た目に同じ量を使ってみても、実際には重量が全然違っていて、塩の摂取量が随分違うなんてこともあります。

実はぬちまーすと雪塩を比較してみたところ、同じ体積でも雪塩の方が半分くらいの重さしかなかったということがありました。

詳細はこちらをご覧ください▶ぬちまーすと雪塩の質量の違い

今回も測定してみました。

結果は、2.5㏄をの重量測定の結果

  • ぬちまーす:2.5g
  • 宗谷の塩:2.4g
ぬちまーす2.5㏄で2.5g
宗谷の塩2.5㏄で2.4g

ぬちまーすに関しては以前測定したときに2.3gだったことから、私の雑さによる誤差があると考えられますね。

そのことも踏まえてみると、両者の差はほとんどないと言えそうです。

まとめ

ぬちまーすと宗谷の塩は、どちらも「海水100%でミネラルを豊富に含む天然塩」であることは共通していますが、製法・海域・味わいなどの違いから、それぞれに独自の魅力があります。

  • 成分
    • 宗谷の塩はNaClがおよそ70%前後と低めで、ミネラル比率が高い
    • ぬちまーすはNaCl約72〜73%で、均一でバランスの良い成分構成
  • 味わい
    • 宗谷の塩:しっかりした塩味、水に溶かすとクセなく飲みやすい
    • ぬちまーす:軽やかでまろやか、甘みを感じやすい
  • 価格と入手のしやすさ
    • 宗谷の塩:比較的安価で入手しやすい
    • ぬちまーす:やや高めで売り切れ多いが、ネット購入であれば安定して手に入る
  • 製法
    • 宗谷の塩:自然濾過+廃熱濃縮→回転ドラム(特許製法)
    • ぬちまーす:逆浸透膜+空中結晶法(世界的に珍しい製法)
  • 土地・海域
    • 宗谷:寒流と暖流が交わる宗谷海峡=北の大漁場
    • 沖縄:サンゴ礁に囲まれた宮城島=穏やかで透明度の高い海
  • ブランド性
    • 宗谷の塩:北海道最北端の地域色、隠れた逸品
    • ぬちまーす:ギネス認定+全国的知名度を誇る定番

結論

  • 日常使いでご飯や和食に取り入れるなら → 宗谷の塩
  • 素材の味を引き立てたい、仕上げ塩やスイーツに使いたいなら → ぬちまーす

どちらも「ただの塩」ではなく、海と製法の個性を映し出したミネラル豊富の塩です。

それぞれに異なった良さがあるので、可能であれば両方使い比べて、好みや使うシーンによって選び分けるのが、天然塩の楽しみ方といえるでしょう。

\ミネラル豊富な沖縄の塩/

\ミネラル豊富な北海道の海水塩/


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