魚を食べるときに注意しなければならない寄生虫――それがアニサキスです。
私自身、これまでに2度感染して激しい腹痛や吐き気に苦しんだ経験があり、「もう二度と油断しない」と心に誓いました。

アニサキスを避けるためにできることは4つです。
- きちんとしたお店で売られている生食用のものを選ぶ。
- アニサキスのいない食べ物を食べる
- アニサキスを死滅させる:冷凍か加熱(酢や醤油では死滅しません)
- アニサキスを取り除く:肉眼で見つけるのは大変⇒アニサキスライトで見やすくして取り除く
津本式アニサキスライトで発見。冷凍せずに食べる時は絶対必須作業。 pic.twitter.com/5GIcLQEkuC
— 河瀬璃菜 りな助 (@Linasuke0508) September 14, 2025
つまり、アニサキスがいる食べ物を生や漬けで食べようと思ったら、取り除くしかないのですが、アニサキスは意外に見つけづらいです。
そこでアニサキスライトによって、アニサキスが格段に見つけやすくなるというメリットがあるので、アニサキスライトの意味は大いにあります。
アニサキスライト
— 杉本 光 (@hikaru_android) September 9, 2025
生食でアニサキスが心配な時に当てるだけでわかるので食中毒防止に便利!
冷凍死滅が一番確実だけど食材の品質は落ちるので、生食したいときにオススメ!#アニサキスライト#釣り#Hapyson@Hapyson_fishing pic.twitter.com/4B6OoPUCK0
アニサキスライトがないことで、アニサキスを取り残してしまうリスクを高めてしまうのか?
アニサキスライトを使うことで、より確実にアニサキスを除去するのか?

この記事では、私の感染体験と最新のアニサキス事情を交えながら、正しい知識と具体的な予防策、そして安心して魚を楽しむ方法をご紹介します。
\アニサキスを目視して排除!/
私が初めてアニサキスに感染した日のこと
レオナルドディカプリオさんと織田裕二さんの間に……
2010年のある日、仕事が終わって映画館に行った日の出来事です。
確かその日に観たのは「シャッターアイランド」と「踊る大捜査線THE MOVIE3」でした。
映画館で「シャッターアイランドを観終わり、「踊る大走査線THE MOVIE3」までの間に時間があったので、回転寿司で夕食をいただきました。
サンマやサーモンなど、普段から好きでよく食べていたネタを数皿。
特に体調に違和感はなく、そのまま映画館に戻って二本目の映画を見始めました。
ところが、上映の途中から急にお腹が圧迫されるように痛み始めたのです。

最初は「ちょっと食べすぎたかな?」と思った程度でしたが、時間が経つにつれて痛みは強くなり、帰宅後は横になることもできませんでした。
仕方なく布団を丸めて寄りかかるようにして一晩を過ごしましたが、朝になっても痛みは続き、とても我慢できる状態ではありませんでした。
そこで近所の消化器科クリニックを受診したところ、医師は症状と食事内容を聞くなり「アニサキスですね、すぐに取ってあげます」と即答。
待つこと30分。内視鏡で胃の中を確認すると、案の定、小さな白い虫がしっかりと胃壁に食いついていました。

処置はものの数分で終了し、摘出された後には、あれほど苦しかった痛みがスッと消えて違和感が少し残る程度になっていたのを今でも鮮明に覚えています。
お寿司屋さんに確認したところ、どうやら原因は「サンマ」だったそうです。
こうして「アニサキスは本当に身近に潜んでいる」という恐怖は強く心に刻まれることになったのです。

そして二度目の感染 生焼けの鮭で再び地獄へ
一度目の感染で「もうアニサキスには懲りた」と思っていた私ですが、油断は禁物でした。
2020年9月25日金曜日 生鮭を生焼けで食す
実家に帰省した際のことです。
お土産に新巻鮭を持参し、家族で食卓を囲むことになりました。
兄が焼いてくれた鮭を口にしたのですが、どうやら焼き加減が甘く、ほんのり生っぽい状態の部分が残っていたのです。
私は不安はあったものの、「まあ大丈夫だろう」と気にせず二口ほど食べたところで、母に「あぶないから」と取り上げられてしまいました笑

2020年9月26日土曜日 お久しぶり??
朝から、胃のあたりに強烈な痛みが走りました。
10年前の一度目の感染時の痛みよりも強烈な痛みでしたが、「まさか…」と嫌な予感がしましたが、仕事もあり、なんとか耐えながら一日を過ごしました。
しかし夕方には限界を迎え、病院に駆け込みました。
ところがその日は土曜日。しかも夜間外来。
受診したものの「今は内視鏡ができないので、週明けに症状が続くようなら来てください」と言われ、整腸剤を処方されただけで帰宅することになったのです。

2020年9月28日月曜日 お会いできなかったけど……
結局、週明けまで激しい腹痛と下痢が続き、再び病院へ。
内視鏡を行ったものの、すでにアニサキスは見つかりませんでした。
医師からは「アニサキスはいたのかもしれないけど、この数日で駆逐されたんでしょう」と説明を受け、整腸剤と抗生剤をいただいて帰宅。
その後も腹痛でほとんど動けない日々がさらに3日間続きました。

いないのに痛い??
なぜ見つからなかったのに苦しみが続いたのか?
理由は大きく3つ考えられます。
ひとつは、アニサキスがすでに死んでいたものの、胃や腸の壁に噛みつかれた痕が炎症を起こし続けていたこと。
2つ目は、死骸に対して体が「異物反応」を起こし、免疫が過剰に働いたため痛みが長引いたことです。
3つ目は胃から腸に潜り込んでしまい、内視鏡で見つからないケースもあります。
このことから、「どんなに気をつけていても(油断しまくりでしたが)、アニサキスのリスクはゼロにはならない」ということを痛感する出来事だったのです。
アニサキスとは?寄生虫が引き起こす胃腸トラブル
アニサキスは、サバやサンマ、イカ、鮭などに寄生する線虫(寄生虫)の一種です。

長さは2〜3センチほどで、白く細い糸のような姿をしています。
普段は魚介類の内臓に潜んでいますが、宿主である魚が死亡すると筋肉(私たちが食べる部分)に移動していきます。
そして、刺身や寿司、加熱不足の魚を食べた際に人間の胃や腸に入り込みます。
人の体内に入ったアニサキスは、胃や腸の壁に噛みつき、激しい腹痛・吐き気・嘔吐・下痢などを引き起こします。

この症状を「アニサキス症」と呼び、近年では日本各地で報告が増え続けています。
厚生労働省の統計によれば、届け出のある食中毒原因の中でもアニサキスによるものが毎年トップクラスに位置しており、もはや珍しい病気ではありません。
さらに最近は、従来の「内臓に寄生するタイプ」だけではなく、筋肉に寄生するS型アニサキス(シュードテラノバ属)が増加していることが報告されています(東洋経済オンライン2025年10月1日)。
筋肉に潜むため、すでに我々が食べる部分に寄生しているうえ、目視しずらいために従来よりもリスクが高いといわれています。
つまり、私が経験したように「寿司で」「生焼けの焼き魚で」と、日常の食卓や外食で誰にでも起こり得るのがアニサキス症なのです。
どんな魚に潜んでいるのか?(サバ・サンマ・イカ・鮭など)
アニサキスは特定の魚介類に寄生しやすいことが知られています。
代表的なのは以下の魚です。
- サバ:もっとも有名な感染源。しめサバや焼きサバでの感染報告が多い。
- サンマ:秋の味覚として人気ですが、寄生率が高い魚のひとつ。私自身も生サンマで感染しました。
- イカ:刺身や寿司で食べられることが多く、内臓だけでなく身の部分にも移動していることがある。
- 鮭(サケ):生食や加熱不足による感染が多い。特に「新巻鮭」や「ルイベ」などは注意が必要。私の2度目の感染も鮭が原因でした。
- タラ・アジ・カツオ:地方によっては報告例があり、特に生食や干物での感染リスクがあります。
これらの魚は、もともと海中でアニサキスを持つオキアミなどを食べているため、寄生の可能性が高くなります。
従来は「魚の内臓に多い」とされていましたが、最近は 筋肉に寄生するS型アニサキス が増えており、見た目では判断が難しいケースも増加しています。
つまり「新鮮なうちに内臓を取り除けば安心」という時代ではなくなっているのです。
ちなみにですが、私のお勧めのお魚があります。
その名もエンペラーサーモンです。
真空パックにしてから冷凍もしてあるのでアニサキスの心配はもちろんありません!
そしてなにより美味しいです♪
\アニサキスがいないので安心して食べられる!生でも半生でも焼いても美味しい!/

感染するとどんな症状が出るのか?
アニサキスに感染すると、主に胃や腸の壁に虫が食いつくことで、強い炎症が起こります。
症状は人によって異なりますが、典型的には以下のようなものです。
- 激しい腹痛(特にみぞおち付近や下腹部)
- 吐き気や嘔吐
- 下痢
- 発熱を伴う場合もある
症状が出るまでの時間は、食後数時間以内から半日程度と比較的早く、突然襲ってくるのが特徴です。
私の場合も、寿司を食べてから映画を見ている最中にお腹が痛み出し、その夜には横になれないほどの苦痛に変わっていました。

また、稀にアレルギー反応を引き起こすこともあり、じんましんや呼吸困難といった症状につながるケースも報告されています。
さらに厄介なのが、最近増えているS型アニサキスです。
内臓だけでなく筋肉に寄生するため、魚を切り分けても見つけにくく、知らないうちに食べてしまうリスクが高いのです。
これにより、発症件数が年々増加していると厚労省も注意を呼びかけています。
結論として、アニサキス症は「ただの食あたり」とは全く違う、激痛と生活に支障をきたす深刻な食中毒です。
一度経験した人なら二度とごめんだと思うほどの恐ろしさがあります。
\見つけて退治!明るいところでも目視できる/
家庭でできるアニサキス対策(冷凍・加熱・目視チェック)
アニサキスは目に見える寄生虫ですが、魚を食べるときにはどうしても「見落とし」や「調理の不十分さ」によるリスクが残ります。
基本的にお店で生食用で購入してきたものは安心して食べられますが、釣りをしてきたり、プロの手を通っていないお魚を食べる際には注意が必要です。
家庭でできる対策には、主に次の3つがあります。
1. 冷凍する

アニサキスは−20℃以下で24時間以上冷凍すると死滅します。
市販の刺身用冷凍魚や冷凍加工品が安心して食べられるのは、この処理がされているからです。
ただし、家庭用の冷凍庫は温度管理が不十分な場合があるため「短時間の冷凍では不十分」という点に注意が必要です。
2. 加熱する
60℃以上で1分以上の加熱で死滅します。
焼き魚や煮魚は基本的に安全ですが、「焼きが甘い」「中心部が半生」だとリスクが残ります。
実際、私が二度目に感染したのも、生焼けの鮭が原因でした。
家庭で調理する際は「中心部までしっかり火が通っているか」を必ず確認しましょう。
3. 目視チェックする

アニサキスは白くて細長い糸のような見た目をしているため、慣れれば肉眼でも確認できます。
ただし筋肉に深く潜んでいる場合や、透明感のある身では見つけにくく、完全に防げるわけではありません。
アニサキスライトは必須。
— けこたん꒰⑅°͈꒳°͈꒱🌴 (@kekotan1121) June 10, 2025
目視じゃあまり分からんけど…照らすとアニサキスがしっかり陣取ってる🙄🙄
持ってて良かった😭❤️ pic.twitter.com/lvfXF0F7ID
このように「冷凍」「加熱」「目視」である程度の予防は可能ですが、目視では見落としの可能性が否定できません。
そこで役立つのが、魚を光に当てて寄生虫を浮かび上がらせるアニサキスライトです。
特に「津本式アニサキスライト」は、ただのブラックライトとは違い、明るい場所でも鮮明に確認できるのが大きな特徴です。

アニサキスライトが無いとどうなる?
通常の目視チェックでもある程度の予防はできます。
しかし「それでも見落としが怖い」「生で魚を楽しみたい」という人に強くおすすめしたいのが、津本式アニサキスライトです。
これは、魚の血抜きや鮮度管理で有名な津本光弘氏が監修し、Hapysonが開発したアニサキス専用のブラックライトです。
通常のブラックライトとは異なり、特殊な波長(365nm)と高透過紫外線レンズを採用しているため、魚の身や内臓に潜むアニサキスを鮮明に浮かび上がらせます。
いた!アニキ#ハピソン #アニサキスライト pic.twitter.com/Tx8rJcMxwf
— 悠太(釣り好き漁師) (@yutafishing11) March 9, 2025
こちらのツイートの画像を見ていただくと分かると思いますが、ライトが外れている時にはアニサキスがどこにいるか分からないですが、ライトを当てるとくっきりと見えます。
これがアニサキスライトの意味であり、必要性ですね♪
津本式アニサキスライトの特長
- 明るい場所でも見える!
普通のブラックライトは暗い部屋でないと使いづらいですが、津本式はUV光量MAX設計。明るいキッチンでもアニサキスを発見できます。 - 完全防水(IPX7)で衛生的
丸洗いできるため、調理中にまな板や魚の上で使っても安心。清潔に保てるのは大きなメリットです。 - パワフルで見落としを防ぐ
Hapyson独自の光学設計により、従来の乾電池式より約1.5倍明るく、使用可能時間も約4倍に。プロの現場でも愛用される性能です。 - 扱いやすいサイズ感
約28×29×143mm、重さ約150gとコンパクト。魚をさばくときにサッと取り出して照射できます。
実際に使ってみると、まな板に置いた魚の切り身や内臓にライトを当てるだけで、アニサキスが白く浮かび上がって見えるので、目視では不安だった部分が一気にクリアになります。

「ちょっと高いかな」と思う人もいるかもしれません。ですが、一度でも感染した経験がある人なら、この安心感の価値がわかるはずです。
少なくとも、あの激痛と1週間の寝込み生活を考えれば、持っておくべき道具だと私は思います。
\アニサキスが見やすく除去しやすくなるアニサキスライト/
魚を楽しみたい人への最終解決策 ― アニサキスフリーサーモン
「ライトで確認しても、やっぱり生で食べるのは不安…」という方もいるでしょう。
そんな方におすすめなのが、アニサキスがそもそも存在しない養殖のサーモンです。
特に有名なのが「アトランティックサーモン」や「エンペラーサーモン」といった養殖ブランドです。
これらは天然の鮭と違って、生餌を食べるのではなく寄生虫のいない人工飼料で育てられています。
そのため、アニサキスが体内に入り込むリスクがなく、安心して生食できるのです。
さらに養殖場や加工段階でも品質管理が徹底されており、刺身や寿司にしても安全に楽しめます。
実際、私自身もふるさと納税の返礼品として「エンペラーサーモン」をいただいたことがありますが、脂がのっていて旨みが濃く、「こんなに安心して美味しいサーモンが食べられるのか」と感動しました。
ふるさと納税にある「エンペラーサーモン」の魅力
エンペラーサーモンは北海道白糠町の返礼品です。
- アニサキスのリスクゼロ:人工飼料で育てられているため安心
- 生食が可能:刺身・寿司・カルパッチョなどにぴったり
- 脂のりが良く、味わい豊か:エンペラーサーモンは特に人気
- ふるさと納税でお得に入手できる:返礼品としても評判
実際に食べてみての感想
一つ一つが真空パックに入っているので、使うときに使う分だけ出して使えるのはとっても便利でした。
また、刺身で食べても、通常のサーモンよりも油は乗っているのですが、べとべとしていないんです。
なので、本当に旨み凝縮といった感じの味でした。
そして焼いて食べてもパサつくことなくしっとり美味しくいただけました。
「魚は大好きだけどアニサキスが怖い」「子どもにも安心して刺身を食べさせたい」「それでいて美味しいものが食べたい」という人にとって、アニサキスフリーのエンペラサーモンはまさに究極の解決策と言えます。
\アニサキスフリー!焼いても半生でも生でも美味しい☆/

感染経験者が断言する、アニサキス対策の必要性
私はこれまでに2度アニサキスに感染しました。
1回目は内視鏡ですぐに摘出してもらえたため比較的早く回復しましたが、2回目は週末をまたいで処置が遅れ、一週間近く腹痛と吐き気で寝込む地獄を味わいました。
医師から「二度目は珍しい」と笑われたものの、本人にとっては笑い事ではありません。
この経験から、はっきりと言えることがあります。
それは 「アニサキスを甘く見てはいけない」 ということ。
魚を食べる以上、リスクはゼロにはできません。
だからこそ、冷凍や加熱といった基本的な対策に加えて、津本式アニサキスライトのような道具で自分の目で確認すること、そしてどうしても不安ならエンペラーサーモンをはじめとした、アニサキスのいない魚を選ぶこと が大切です。
これらを知っているだけで、あなたと大切な人があの激痛に苦しむ可能性を大幅に減らせます。
アニサキスは「運が悪かった」で済む問題ではなく、知識と準備で防げるものです。
ぜひ今日からできる対策を取り入れて、安心して魚の美味しさを楽しんでください。
\アニサキスを目視して排除!/
\アニサキスもいないし、何よりおいしい!小分けの真空パックで便利/