味の素冷凍食品とAmazonが共同開発した「プロテインギョーザ」は、冷凍餃子でありながら1個あたり4.4gのたんぱく質が摂れる高タンパク食品です。
成人男性の1日に必要なタンパク質量が65g(成人女性は50g)なので、8個食べると35.2gとなるため、一日の必要量の半分以上を摂取することができます。
また、脂質・糖質ともに同社のプロテイン唐揚げの半分以下と少ないため、ダイエット中の方でも安心して食べられます。
ちなみに、そのままでは電子レンジでの調理はできませんが、レンジメートプロを使用することで電子レンジでの調理も可能となります。
本文ではより詳細な栄養成分や類似商品との比較、どこで売ってるのか?販売店についてや、美味しい焼き方についてなど、気になるポイントを口コミなどを交えて解説します。
この記事で分かること
1、プロテインギョーザのカロリー
2、プロテインギョーザの栄養成分
3、プロテインギョーザのダイエットへの有効性
4、プロテインギョーザの調理方法と電子レンジの使用可否について
5、プロテインギョーザの口コミ
6、プロテインギョーザの販売店
\ダイエットや筋力強化に最適!/

プロテインギョーザのカロリーは?

味の素「プロテインギョーザ」のカロリーは、
- 1個(23.9g)あたり:38kcal(100g換算:159kcal)
- 8個(1食目安):304kcal
って、これだけ見てもピンとこないので、通常の味の素の冷凍餃子と比較してみました。
- 1個(23g)あたり:36kcal (100g換算:156kcal)
ん??
通常の冷凍餃子の方がカロリーは低いぞ!!
これではタンパク質が多くてもダイエットには向かない?
そんなことはありません。
カロリーの中身と、食べた後の消化吸収で使われるエネルギー(食事誘発性熱産生)という視点から見ていきましょう。
プロテインギョーザの栄養成分
100gあたりの栄養成分を出すとともに、味の素の冷凍餃子と比較してみました。
プロテインギョーザ | 味の素冷凍餃子 | |
カロリー | 159kcal | 156kcal |
タンパク質 | 18.4g | 6.1g |
脂質 | 4.2g | 6.9g |
糖質 | 11.7g | 17.4kcal |
この図から分かることとして、プロテインギョーザはタンパク質がかなり多く、炭水化物がかなり少ないということです。
食事誘発性熱産生(DIT)から考察する
食事誘発性熱産生(以下:DIT)は、咀嚼や消化吸収において消費されるエネルギーのことを指します。
その割合は以下の通りです。
- タンパク質:20~30%
- 脂質:0~3%
- 糖質:5~10%
参考:(高田和子(2021)「調理科学とエネルギー代謝」,日本調理科学会誌ルギー代謝,Vol. 54,No. 3,125~131)
プロテインギョーザ
100gあたり159kcal。
DITとして、
タンパク質が18.4g→73.6kcal DIT:14.7~22.0kcal
脂質が4.2g→37.8kcal DIT:0~1.1kcal
糖質が11.7g→46.8kcal DIT:2.3kcal~4.6kcal
合計17~27.7kcal消費
結果:131kcal~142kcalが身体に吸収されるカロリーとなります。
通常の味の素冷凍餃子
100gあたり156kcal
DITとして
タンパク質が6.1g→24.4kcal DIT:4.9~7.3kcal
脂質が6.9g→62.1kcal DIT:0~1.9kcal
糖質が17.4g→69.6kcal DIT:3.5~7kcal
合計8.4~16.2kcal消費
結果:139.8kcal~147.6kcalが身体に吸収されるカロリーとなります。

つまり、体内に残るカロリーとしては、100gあたりでプロテインギョーザの方が5~9kcal少ない計算となりますので、通常の冷凍餃子よりもダイエットには適していると言えます。
他の類似商品との比較(100gあたり)

次に同社のプロテイン唐揚げやプロテインシュウマイと比較してみます。
なお、DITは中間値を採用し、タンパク質は25%、脂質は1.5%、糖質は7.5%として計算しています。
商品名 | カロリー | たんぱく質 | 脂質 | 糖質 | DITによる消費 | 実効カロリー |
---|---|---|---|---|---|---|
プロテインギョーザ | 159kcal | 18.4g | 4.2g | 11.7g | ▲22.5kcal | 136.5kcal |
プロテイン唐揚げ | 133kcal | 17.6g | 2.5~3.9g | 8.4g | ▲20.5kcal | 112.5kcal |
プロテインシュウマイ | 175kcal | 17.6g | 6.7g | 5.3~9g | ▲20.6kcal | 154.4kcal |

この3つの商品を比べてみると、プロテイン唐揚げが最も体に残るカロリーが少ないことが分かりますね。
この3つの商品はいずれもタンパク質が多いため、消化に使われたカロリーを引いた後の、体内に残るカロリーが少ないため、筋トレやダイエットには有効な商品と言えますね。
プロテイン唐揚げについては、こちらの記事を参照ください
▶【味の素】プロテイン唐揚げはスーパーにある?レビューや100gあたりのカロリー比較
\高カロリーで筋トレやダイエットに最適/
- プロテインギョーザ
- プロテイン唐揚げ
- プロテインシュウマイ
プロテインギョーザはダイエットに本当に有効?
結論から言うと、プロテインギョーザはダイエットに向いている食品です。
理由は大きく3つあります。
1. 高たんぱく&低脂質
- 高タンパクでありながら、糖質や脂質が低く、バランスが良い
- 8個(1食分)でたんぱく質35g超を確保可能
- 余分な脂質を抑えつつ、筋肉の維持や代謝アップに必要なたんぱく質を効率的に摂れる
2. 糖質が控えめで調整しやすい
- 100gあたり糖質は11.7gと、白米やパンに比べて低め
- 主食を少なめにしてプロテインギョーザを組み合わせれば、PFCバランスの良い減量食になる
3. DIT(食事誘発性熱産生)が高い
たんぱく質は摂取エネルギーの20〜30%が熱として消費される特徴があります。
そのため、プロテインギョーザのような高タンパク食品は、表示カロリーより実際の利用カロリーが少なくなるのです。
つまり、食べても太りにくい“実効カロリー”の低さこそが、ダイエット向きと言える理由です。
プロテインギョーザの調理方法

フライパンでの焼き方(公式推奨)
- 冷凍のままフライパンに並べる
- フタをして中火で約5分
- 焼き色がついたら完成
水も油も不要で、誰でも失敗なく調理できます。
皮がパリッと仕上がるうえに、羽根つき餃子が出来上がるのは嬉しいですね♪
美味しく焼くためのポイント
- きっちりと凍っていること
- 複数の餃子がくっついて固まってしまっている時にはちゃんとはがしてから並べる。
- フライパンは余熱をしておく
電子レンジで作りたい場合
基本的に電子レンジ焼くことはできません。
ただし、レンジメートプロを使えば電子レンジ調理も可能です。
レンジ加熱なのにフライパンで焼いたような仕上がりになるので、洗い物も減り、調理時間も短縮できます。
詳しくは別記事を参照ください。
▶【揚げ物や冷凍食品もできる?】レンジメートプロの使い方紹介!エブリとの違いも完全網羅!
\電子レンジでも焼いたように調理ができる/

アレンジ調理
- 水餃子:沸騰したお湯に入れて茹でると、パサつきが抑えられて食べやすい
- スープ餃子:中華スープや鶏ガラスープに入れると、タンパク質リッチな主菜に
- 鍋の具材:冬場の鍋料理に加えると、食べ応えアップ&栄養強化
- 冷凍餃子混ぜご飯:炊飯器にいつも通りにお米とお水をセットしたら、プロテインギョーザを入れて炊くだけ!美味しく栄養たっぷりの混ぜご飯に!

焼き餃子も美味しいですが、水餃子にすることで余計な油を落として、さっぱりと。
それでいてもっちり食べられるのでお勧めです♪
また、炊飯器に入れて炊き上げる混ぜご飯も、簡単手間なく美味しくできるのでおすすめです。
プロテインギョーザの口コミ

悪い口コミ

調理性
- 「電子レンジ不可で不便」
- 「羽根がパリッとしない」

レンジメートプロを使えばレンジ加熱で仕上げられます。
また、鍋やスープに使うとレンジも不要で便利です。
羽については、最後に火力を上げて水分を飛ばせばカリッとしますよ。
価格・コスパ
- 「セールならギリ、定価だと割高」
- 「次は買わない」
👉 フォロー:1袋で総たんぱく質180g超。サプリではなく“食事”として摂れる価値を考えると、コスパは妥当。定期便利用でさらに割安。

2025年9月28日2:40のAmazonの価格で比較してみましょう。
プロテインギョーザが1㎏で2484円⇒100gあたりで148円です。
味の素冷凍餃子が276g×5個(1,380g)で2,338円⇒100gあたりで169円です。
1㎏という大きな袋で売っているから高く感じますが、通常の冷凍餃子の方が高いという結果になっています。
良い口コミ

味・満足度
- 「想像以上に美味しい」
- 「普通の餃子と遜色ない」
- 「言われなければプロテイン餃子とは気づかない」
調理の手軽さ
- 「油・水なしで焼ける」
- 「フライパンにくっつかない」
- 「ご飯を作る気力がない時に重宝」
ダイエット・筋トレ適性
- 「8個でタンパク質35g、脂質8gは最強」
- 「減量時の味方」
- 「鶏胸肉や大豆ミートに飽きた時の選択肢に最適」
リピート・常備性
- 「ストック必須」
- 「忙しい日の夕食や間食に便利」
- 「リピート購入している」

餃子としてのジューシーさは控えめですが、“高タンパクを手軽に摂れる餃子”というコンセプトに共感する層からは高評価を得ています。
特に筋トレやダイエット中の人にとって「冷凍庫に常備すべきアイテム」となっています。
\美味しく手軽にタンパク質が摂れる/

プロテインギョーザが買えない?どこで売ってる?
Amazon限定販売
味の素「プロテインギョーザ」は、Amazon限定販売商品です。
そのため、スーパーやコンビニでは基本的に取り扱いがないため、ネット通販での購入が必須となります。
購入のコツ
- セール時にまとめ買いして冷凍保存しておくと安心
- 他の通販(楽天・Yahoo!など)では公式取り扱いがなく、転売価格になっている場合があるので注意
まとめ
プロテインギョーザは、味の素冷凍食品とAmazonが共同開発した“高たんぱく冷凍餃子”です。
1個あたり4.4gのたんぱく質を含み、脂質を大幅に抑えつつ、糖質も控えめに仕上げられています。
通常の餃子と比べるとジューシーさでは劣る部分があるものの、その分、ダイエットや筋トレ時の食事に組み込みやすいのが大きな強みです。
さらに高たんぱく食品はDIT(食事誘発性熱産生)が高く、摂取カロリーの一部が熱として消費されるため、実際に体に残るエネルギーは表示値よりも少なくなるので、「食べても太りにくい餃子」としても注目できる存在です。
調理も簡単で、フライパンなら油・水なしでそのまま焼けますし、レンジメートプロを使えば電子レンジでも仕上げられます。
総じて、プロテインギョーザは「餃子としての旨さを楽しむ」というより、「高タンパクを食事から手軽に摂りたい」という目的に特化した商品といえますね。
そのため、ダイエットや筋トレに励む人にとって、日々の食生活を支える強力な選択肢になるでしょう。
\高カロリーで筋トレやダイエットに最適/
- プロテインギョーザ
- プロテイン唐揚げ
- プロテインシュウマイ
参考・引用
(高田和子(2021)「調理科学とエネルギー代謝」,日本調理科学会誌ルギー代謝,Vol. 54,No. 3,125~131)