魚焼きグリルやトースター、電子レンジに入れて使える便利な耐熱陶器「グリラー」。

実際に使ってみると、魚もお肉もふっくらジューシーに仕上がり、グリル庫内を汚さないのが大きな魅力でした。
さらに、そのまま食卓に出せるので、手間も洗い物も少なく重宝しています。
また、販売店については、ニトリでの販売はありませんが、ロフトや東急ハンズ、オンラインでは楽天・Amazonなどの通販サイトで購入できます。
なお、ニトリでは蓋無しの深型グリルトレーの販売はありますよ。
本記事では、私が使ってみての詳細なレビューや口コミ、使い方、販売店情報をお伝えします。
この記事で分かること
グリラーが気になっている方や、購入を迷っている方の参考になれば幸いです。
\簡単便利に一品作れる/

\蓋はないけど便利に使えるニトリの深型グリルトレー/
グリラーとは?人気の陶器製グリルプレート
魚焼きグリルにすっぽり入る耐熱陶器
「グリラー」は、日本のメーカー・イブキクラフトが手掛ける耐熱陶器の調理器具です。
本体とフタを合わせても高さ約5cmとスリムに設計されており、家庭用の魚焼きグリルにきれいに収まるサイズ感になっています。

さらには、直火・オーブン・電子レンジにも対応していて、幅広い熱源で調理が可能です。
ワンストップで調理から食卓まで
下ごしらえした食材をそのまま入れて焼くだけで、しっかりとしたメイン料理が完成します。
しかも、グリラーは見た目もシンプルで食卓になじむデザインなので、調理した器ごとそのままテーブルに出せるのも大きな魅力です。

余分な洗い物が減り、キッチンも汚れにくいので、忙しい日にも重宝します。
陶器ならではの「ふっくら仕上がり」
陶器は熱をじんわり伝えるため、魚や肉はふんわり、野菜はホクホクと仕上がります。
フタ付きなので予熱調理にも向いており、短時間の加熱でも余熱でしっかり火が通るのもポイント。
仕上げにカリッとさせたいときはフタを外して焼くなど、仕上がりを調整できるのも便利です。
サイズ・カラー・価格
標準サイズ(約18.5cm×25.5cm×高さ5cm)のほか、少人数向けの「ミニ」タイプも展開されています。
価格は本体のみで4,400円と手が届きやすく、カラーはブラック・ネイビー・カカオ・ベージュなど落ち着いたラインナップで、料理を引き立てる食器としても活躍します。
\ミニタイプはこちら/

実際に使ってみてのレビュー
コンパクトで置き場所に困らないが容量は小さめ
グリラーは魚焼きグリルに収まるサイズなので、収納や置き場所に困りません。
とてもコンパクトで扱いやすい反面、陶器の厚みもあるため、内寸はやや小さめで、4人家族で使うには少し容量が物足りないと感じています。

フタ付きでグリルが汚れず、そのまま食卓へ
フタがついているのでグリルの中が汚れないため、後片付けがラクです。
さらに、鍋敷きを敷けばそのまま食卓に出せる器としても使えるのが便利で、陶器なので保温性も高く、温かいまま料理を楽しめます。
仕上がりはふんわり&しっとり
魚を焼いたときもパサついたり、身が固くなってしまうことなく、ふんわり仕上がるのでたべやすくて重宝しています。
ただ、我が家にはカリッと焼きたい派がいますので、カリッとした食感が欲しいときは最後にフタを外してもうひと焼きすることで調整しています。
放置調理できるのが助かる
グリルに入れてしまえば、あとは放置してOK。
その間にほかの料理が作れるので、同時進行で家事が進むので、朝のお弁当作りの時には特に重宝しています。
また、後片付けも、焦げや汚れが意外と簡単に落ちるのでストレスがありません。
陶器ならではの注意点
一方で、乾かしているときにほかのお皿が当たって欠けてしまったことがありました。
陶器製なので扱いは丁寧にした方が安心です。
また、余熱調理もできますが、心配性な私は「本当に火が通っているかな?」と不安で、つい長めに加熱してしまうことも。
その分、調理時間が少しかかってしまっています。
グリラーで鮭を焼いてみた
グリラーに油を塗ります。

鮭をならべて、上にバターを落とします。

グリルに入れて弱火で15分

完成!
私は焦げ目が付いたり、カリカリは好きではないので、こんな感じの仕上がりですが、焦げ目をつけたい方は、最後に蓋を取ってグリルに入れて焼けばオッケーです。
また、弱火で使っているので、時間はかかりますが焦げたことはないです。
私の総合評価
具材を入れてガスコンロに入れて火をつければあとは放置しておけるなど、調理の手間が減り、仕上がりも美味しく、掃除も簡単。
サイズ感や取り扱いに気をつける必要はあるものの、総合的には満足度の高い調理器具だと感じています。
\簡単調理で美味しく仕上がる/

グリラーの口コミまとめ
悪い口コミ

蓋の不具合や破損
- 蓋が反っていた/変形していた
- 乾かすときに割れてしまった

陶器製であることと、一つ一つ手作業で作られているため、焼成時にどうしても個体差が出るようです。
購入時は不良品の交換にも応じてもらえるので、気になる場合はショップに早めに問い合わせをしましょう。
また、陶器であるためかけやすいという欠点がありますので、丁寧に扱いましょう。
耐久性や仕上がりへの不満
- 持ち手や蓋の一部が欠けた
- サイズが小さく、容量が少ない

陶器は衝撃や急激な温度変化に弱いため、取り扱いに少し注意が必要です。
熱いまま水をかけたりせずに、自然と冷めてから洗うだけでも破損リスクは下げられます。
サイズについては「2〜3人用」くらいのイメージで使うと良いと思います。大人数なら複数使いが安心です。
良い口コミ

調理の仕上がりが良い
- 魚がふっくら、肉がジューシーに焼けた
- 野菜が甘くて美味しい
- 鶏肉の皮がパリッと仕上がる
使いやすさ・時短
- 材料を入れて放置するだけで一品完成
- レシピ本付きで初心者でも安心
- そのまま食卓に出せて見栄えも良い
掃除・後片付けがラク
- 魚焼きグリルを汚さずに済む
- メラミンスポンジで焦げも取れる
- オイルを塗っておけば焦げ付きにくい
デザイン・カラーが好評
- 北欧ブルーやカカオなど、色がおしゃれ
- 食卓に出しても違和感がなく映える
- プレゼントにも喜ばれる

多くのユーザーが「魚や肉がふっくらジューシーに仕上がる」「放置調理で時短になる」「グリルが汚れなくて助かる」といった点に高評価をつけています。
デザインやカラーの可愛さも満足度が高く、「買ってよかった!」という声が圧倒的に多いです。
グリラーの基本的な使い方
1. 下準備
- グリラー本体と蓋の内側に薄くオイルを塗る
→ 食材の焦げ付き防止になります。 - 食材を切って並べ、味付け(塩・胡椒・オリーブオイルなど)をしてセット。
2. 加熱方法
グリラーは 直火・オーブン・魚焼きグリル・トースター・電子レンジ で使えます。
- 魚焼きグリル
→ 蓋をして強火で5〜10分 → 火を止めて余熱で5分蒸らすと、ふっくら仕上がります。 - オーブントースター
→ 250℃前後で10〜15分。余熱で火を通すと焦げ付き防止に。 - 電子レンジ
→ 蓋をして加熱。じゃがいもなど硬い野菜はあらかじめ下ゆで or 下レンチンすると均一に火が入ります。
3. 仕上げと提供
- 熱々のまま食卓にそのまま出せるのが魅力!
- 陶器なので保温性が高く、最後まで温かいまま食べられます。
使用時の注意点
- 陶器製なので急冷・急加熱は避ける(割れや欠けの原因に)。
- 調理後はしっかり冷ましてから洗う(熱いまま水につけるとヒビが入りやすい)。
- お皿などをぶつけると欠けてしまうことがありますので、大切に扱う。

陶器で熱を保つことができる分、冷めるのにも時間がかかります。
慌てることなく使っていきましょう。
また、物をぶつけると欠けてしまうこともあるので要注意です。
グリラーがグリルに入らないときは……
購入前にサイズを測ってみて、自宅のグリルに入らないことが判明した場合には、ミニという選択肢もあります。
奥行 | 横 | 高さ | |
グリラー | 25.5㎝ | 18.5㎝ | 5㎝ |
グリラーミニ | 21.5㎝ | 13.5㎝ | 5㎝ |
ただ、この表を見ていただいても分かると思いますが、高さは両方とも5㎝あるので、もし高さで引っかかってしまった場合は、トースターや電子レンジでの使用を前提に購入されるか、諦めるという選択肢になります。
電子レンジで使うときのポイント
- 蓋をして加熱することで、グリラーによる遠赤外線効果で焼きあがります。
- 「焼き目」はつかないので、カリッと仕上げたい場合は最後に蓋をしないでトースターやグリルで加熱すると◎。
- 電子レンジのサイズによっては回転台に当たることがあるので、事前にサイズ確認がおすすめ。
グリラーの焦げの落とし方
グリラー使用時に焦げてしまった場合には以下の対応で解決できます。
✅ 軽い焦げ
- 使用後、冷めてからぬるま湯につけ置き(15〜30分)
- 柔らかいスポンジでこすれば落ちやすい。
✅ 頑固な焦げ
- 重曹+お湯で煮る(重曹水煮沸法)
- 鍋にお湯を沸かす
- 大さじ2〜3の重曹を入れる
- グリラーを10〜15分浸ける
- 冷めてからスポンジでこする
- メラミンスポンジで優しくこするのも有効(ただし力を入れすぎると表面を傷めるので注意)。
✅ やってはいけないこと
熱いまま水に浸ける → 急冷でヒビ割れの原因
金属たわしや研磨剤 → 表面を傷める原因に
グリラーはどこで買える?ニトリでも買える?
✅ ニトリでの取り扱いは?
実は、グリラーは ニトリの公式商品ではありません。
ただし、一部の時期や店舗によっては似たような「陶器製グリルパン」や「グリル用耐熱皿」が取り扱われることがあります。
「ニトリで買える?」と気になっている人も多いですが、基本的には ニトリでは販売されていません。
ただ、ニトリでは蓋のないグリルトレーの販売はありますよ。
\蓋はないけど便利に使えるニトリの深型グリルトレー/
✅ 実店舗で買いたい人は?
- ロフト
- 東急ハンズ
- 一部の雑貨屋さん
などでも取り扱いがあります。
ただ、売り切れなどのリスクがありますので注意です。
✅ 主な購入先
- 楽天市場
- Amazon
- Yahoo!ショッピング
- インテリア雑貨系の セレクトショップ(e-goods など)
メーカーからの販売はないので、Amazonや楽天、Yahoo!で購入すると、売り切れの心配なく購入ができます。
\簡単調理で便利/

グリラーをおすすめする人・しない人
❌ あまりおすすめできない人
- 4人以上の家族でメイン料理に使いたい人
→ 1回で作れる量が少なめなので物足りないことも。 - 短時間でパリッと焼きたい人
→ じっくり加熱向きなので、スピード重視の人には不向き。 - 食洗機に入れたい人
→ 陶器製で食洗機NG。手洗いが必須。 - 割れやすい調理器具に不安がある人
→ 陶器なので、扱いに注意が必要(蓋を落とすと欠けることも)。
✅ こんな人におすすめ!
- 魚焼きグリルの掃除が面倒な人
→ 蓋付きでグリル内が汚れにくく、後片付けが楽。 - 料理の手間を減らしたい人
→ 食材を入れてグリルに入れるだけで放置OK。並行してほかの料理ができる。 - 見た目も大事にしたい人
→ そのまま食卓に出せるデザイン性。北欧カラーなどインテリアにも馴染む。 - お肉や魚をふっくら仕上げたい人
→ 余熱調理で中までしっとり、パサつきにくい。 - 一人暮らしや少人数世帯
→ コンパクトサイズで場所をとらず、量も丁度よい。
\調理の手間も減らせ手見た目もオシャレ/

グリラーを手がける「イブキクラフト」とは
グリラーを企画・製造しているのは、愛知県名古屋市に本社を置く 伊吹物産株式会社(イブキクラフト)です。
「暮らしをより豊かに、心地よく」という思いを軸に、長年ものづくりを続けている会社で、1966年に貿易商社として創業し、日本各地の陶磁器や木工品を世界へ輸出してきた実績を持ちます。
その後は国内市場にシフトし、生活雑貨ブランド 「MEISTER HAND(マイスターハンド)」、建築意匠部品 「ESSENCE(エッセンス)」などを展開しています。
グリラーもこの「マイスターハンド」ブランドから生まれた商品で、陶磁器の産地・四日市や瀬戸の技術を生かしつつ、現代の暮らしに合わせて開発された耐熱陶器アイテムです。
まとめ
グリラーは、魚焼きグリルやオーブン、電子レンジなど幅広く使える万能調理器具です。
実際に使ってみると、食材をふっくらジューシーに仕上げてくれる点や、そのまま食卓に出せる手軽さが大きな魅力です。
また、グリルに入れたら完成まで手をかける必要がないため、他の料理に取り掛かれますし、収納場所にも困らないため、おすすめの逸品です。
購入先としては、ロフトや東急ハンズにありますが、売り切れなどのリスクもあるため、購入する際は楽天やAmazon、Yahoo!での購入がお勧めです。
\手間なく調理ができる優れもの/